コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ドラフト

昨日、Mリーグのドラフト会議があって新たな選手が7名指名された。新規参入のビーストはやはりというかなんというか連盟案件丸出し。それも鈴木大介中田花奈指名ありきの参戦が明らか。正直あーあって感じなのだが、結局世間的に麻雀プロなんて誰も知らないこの状況では知名度が第一優先になっても仕方ないとは思うので、この二人にはせめて結果を残していただきたい。結果さえあれば人は納得するのだ。大介プロはともかく中田プロに関してはだいぶ不安だが、本人の覚悟に期待したい。期待するしかない。

多井プロも昨日の配信で言ってたけれど、相当に苦しくキツい思いをすると思う。キャリアが圧倒的に足りないのに飛び込んでくるのならもうそれは仕方ない。丸山プロが同じような状況で潰れてしまったのを見ている。正直あれはキツかった。麻雀見て悲しい思いはしたくないもんなぁ。同じ芸能人の萩原プロはあれだけ長い期間プロ相手に麻雀を打っていて、それでもマイナス1000ポイント。相当に苦しい思いをしている。現時点で明らかに萩原プロより何もかも劣っているのだから相当に酷いことにはなると予想する。例えばシーズン大詰めの時に対局を台無しにするチョンボや間違いをしてしまうと全国のファンを興醒めさせてしまうことになる。めちゃくちゃに叩かれるだろう。そういうレベルの心配すらしてしまうくらいの選手なのだ。何度か放送対局を見たが本当にそういうレベルなのだ。その重圧にあの若い女の子が耐えられるのだろうか。もしそうなった場合責任は選んだチームや連盟にあると思うが、組織はそこまで考えて指名したのか。残酷な結果にならないのを本当に願う。何とか本番までのレベルアップを願っている。

萩原プロは1000負けてもそれでも前を向いて頑張っている。おそらく雷電のチームメイトやファンの支えあってのことだと思う。ビーストのメンバーはそこまで中田プロを支えられるのだろうか。そこも心配だ。実力的には問題ない猿川プロは一匹狼タイプと思われるがどこまでチームメイトを引っ張れるのだろうか。大介プロも最強戦を見る限り実力的には素晴らしいのだが(おやじ麻雀みたいな所作だけは少し直していただきたいが)、他のメンバーのメンタルケアまで気を配れるかどうか。菅原プロもしかり。このチームはとにかく勝ってポイントを心の支えにするのではないか。ともあれ開幕してどうなるか。

 

他の二チームの指名は納得のいくものだった。フェニックス指名の醍醐プロは長い間指名されるのではないかと言われていたプロ。不安はフェニックスの三人娘とうまくやっていけるか、そこだけだろう。あと勝った時のフェニックスポーズを恥ずかしがらずにできるかどうか。相当おじさんにはキツいポーズだがそこは堂々とやっていただきたい。

ドリブンズはネット麻雀界の超有名人の渡辺プロで来た。いい指名だと思う。他のプロとの対戦が非常に楽しみな選手。朝倉プロがリーグからいなくなってしまった今、ネット麻雀ファンの期待を一身に背負う形だけれど、存分にそれに応えることのできる選手のはず。期待してます。浅見プロも女流麻雀界ではキャリア充分の選手。こちらもいい指名。ドリブンズの昨年までのいびつな感じがだいぶ払拭されるのではないかな。もちろんこのチームも結果が第一のチーム。期待しています。

 

以上が昨日のドラフトで思ったことです。問題点多々あれど、それでも盛り上がっていただきたい。Mリーグは素晴らしいものだよ。