コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

心は飛び越えた

昨日は仙台で会議だった。非常に疲れた。今日は徹底的に体を休めようと決めてた。

買い物をしに車を出した。風が強くて寒いが、青空だけはきれいな日である。あー……。十五の心は吸ってくれそうだが、三十五の心はなかなか吸われないなぁ。心にこびりついたいろんなことが重石になってんのかね。啄木さんよ、あんたは三十五までは生きなかったけど、生きてたらどうなっていたのかね?

帰ってきてしばしダウン……。

夕方五時にお袋を迎えに行くために車をまた出す。最近は日が長くなって五時過ぎとはいえずいぶん明るい。平成を生きる僕は母を背負う代わりに車で迎えに行くだけで親孝行を済ませてしまうわけだ。

そして僕は詩を詠む代わりに探偵ナイトスクープを見る。今日は夜七時からのスペシャルなんだ。それでいいのさ。三十五の最後の夜はこうして過ぎていくわけだ。