コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

FUNNY BOY

今日はとても忙しい一日になるのは数日前からわかっていたのだけど、それに台風がぶち当たって一日中ずぶ濡れのひどい一日となってしまいました。足の裏が真っ白にふやけて痛くて痛くて……。家に帰って一息ついて、今やっと足の裏も元に戻ってきました。もう眠いや。

BOOWYのべスト盤がまた出て商売になってんだってね。何回でも言うけど、僕は安易なベスト盤というものが大嫌いだ。明らかにレコード会社の意向で作られて思い入れの欠片も感じられないものが。いや、そもそもベスト盤って必要なのか?といつも思う。古いレコード聴くといつも思うんだけど、優れたアルバムってその時代の空気もパッケージされてるもので、一枚通して聴くことでその空気をも味わえるものなのに、ベストってそれがもうズタズタでしょう。僕はあんまりそういう聴きかたはしないなぁ、好まないなぁ。例えば、ビートルズのSGT.PEPPERは1967年の空気がバッチリ感じられるアルバムだけど、そこから「A DAY IN THE LIFE」や「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS」だけを他のアルバムに入れたら明らかに浮いちゃうんだよね。それってすごくもったいないと思うんだなぁ。僕はある一曲が気に入って聴きたくなったとしたら、その曲が入ってる当時のアルバムを買います。ベストで安易にその曲だけ聴こうとは思わないなぁ。まぁ、ミュージシャンによってはベストしか入手できない時もあるので、そういう時は泣く泣く妥協したりもしますけどね。それにシングルだけがミュージシャンを象徴してる、という考え方も嫌いだし。アルバムにしか入ってない曲でも滅茶苦茶感激する曲は、それこそ星の数ほどあるわけだし。

まぁ、BOOWYはいま聴くとちょっと恥ずかしさみたいのしか残らないなぁ。恥ずかしさの極みみたいなファーストとセカンドしか今は聴けません。カッコつけてるだけの後のアルバムはいらないなぁ。