コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

西島洋介山

明日のPRIDEで西島洋介山がついに総合に初アタックするわけだが。そんなに甘くないよな、相手はマークハントだし。でも、ボクシングファンな私としてはどうしてもボクサーに肩入れしてしまうわけです。あまり知られていないことなのですが、彼はボクサー時代、WBFというマイナー団体のクルーザー級世界チャンピオンに輝いたこともあるのです。WBFなんてヘタすると東洋太平洋のベルトより価値がないのですが大事なのはまぁそのファイト内容で。彼はまぁ世界チャンピオンになれるとは言わないけれど、それなりの世界ランカーになる可能性はあったわけです。ヘビー級ボクシングで。これって言うのは実はかなりすごいことだったりするわけです。正直東洋人では難しいことでした。

その後、ジムともめて日本ボクシング界に復帰することも叶わず、かといってアメリカでもプロモーターの支援を受けることが出来ず、彼はそのキャリアに幕を降ろしてしまったわけです。K-1からのオファーを断りつづけていた、という報道からも、彼がボクシングを大事にしていたことが伺えますが、ついにこっち側に来てしまったなぁ、という感じです。ならば、ぜひとも名を上げて欲しいなぁと思うわけですよ、私は。