コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ここで、今、最高で、

あさって、ついにオスカー・デラホーヤVSマニーパッキャオという、ボクシングの今までの常識をひっくり返したカードが実現してしまうのです。何が常識破りかというと、とにかく両者のウェイト差が尋常ではないのです。デラホーヤは元々Sフェザー級からスタートして6階級を制した男。パッキャオはフライ級からライト級までを制した男。最軽量時を比べても5階級違うわけです。これだけ違えば骨格から何から違って当然。ウェイト制のスポーツという根底をひっくり返してしまってるわけです。ある意味デラホーヤの、プロモーターとして、また選手としてのエゴが実現させてしまった世紀のミスマッチとも言えるわけですが、東洋の輝ける星であるパッキャオには、何とかデラホーヤに一泡吹かせて欲しいと全世界が期待してしまっているわけです。
当然予想はデラホーヤの圧倒的有利になってしまうわけですが、僕たちはやはりパッキャオに張りたいのです。夢を見たいのです。口には出さないけれど、心の底ではパッキャオの必殺強打がデラホーヤのアゴを捉えてくれないかと期待してしまっているわけです。2008年の最後を締めくくるドラマを見たい。パッキャオはおそらく今この世界で唯一、このドラマの主役になる可能性を秘めた男なのです。可能性は限りなく低いけれど。

WOWOWの勝敗予想クイズでは、パッキャオに張るつもりだったのですが、どうせ可能性が低いなら、と引き分けに張ってみました。当たれば高確率でプレゼントゲットだが……。