コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

What a lonesome feeling

今日は成人式。休日でいつもより人通りの多い通りを車で流していると、綺麗な着物を着たお嬢さんたちがいっぱい通る。紋付き袴で髪をおっ立てた青年も。実に微笑ましい限り。厳しい時代だけど、彼等に希望のあふれる未来があればいいねぇ。

で、自分の成人式を思い出してみる。もう10年も前か・・・。帰省してスーツ着て八戸市体育館へ向かったよ。たしかマスクドスリムと中学時の友達正部家(今なにしてんのかなぁ・・・)と三人だったはず。体育館に向かって歩いていると、マスクドスリムに言われた。
「おい、頭に何かついてんぞ」
ん?触ってみるとネバネバしやがる。おい、鳥の糞じゃねぇかよ!!!

上空に鳥などの姿はなし。慌てて式前にトイレで髪を洗ったのを覚えているよ。なんかいきなり縁起悪いよな。なんか君の人生「ハズレ」って言われたみたい。なんかすごくやり場のない怒りを感じたのを覚えています(笑)。

んで、式が終わった後中学の同窓会に出たんだよね。中3の時の師「千葉力」先生に会えて実に嬉しかった。彼こそは我が人生最高の恩師であろう。なんつっても八戸高校に無理矢理でもねじ込み入学できたのは彼の力によるところが大きい。と、言っても裏で口利きなどそんな楽なことができるわけでもない。こうだ。
数学が苦手だった俺に
「おい、これ明日までにやってこい」
とかいって、そこら辺に余ってた数学のサンプル教材を束でよこしやがって。半泣きで次の日までにちゃんとやっていったんだから、当時のワタクシはまだ真面目だったと思われる。でもってそれを放課後カンヅメになって採点&指導。毎日毎日そんなことを繰り返し、ついにそれなりの学力に私を仕上げてしまったのだから恐れ入る。
無論、根本的な数学嫌いは治るはずもなく、高校入学と共に学力ガタオチ。千葉先生すみません(笑)。今ごろはどっかで出世なさってるでしょうが。お元気でいてくれれば嬉しいです。またいつかお会いしたいです。

さて話を戻すと、そのあと場所を変えて二次会があった。居心地わりぃなぁ、とか思っていると来ました「釧路沖地震」。確か震度6くらいあったかなぁ。グラスなんか割れまくりで店内騒然。店を出るが、さすが地震慣れしている街は何事もなかったように静かでした。

その二年後、三陸はるか沖地震でこの町は壊滅寸前になるんだけど、その予兆はこのときあったといっても過言じゃないでしょう。字数が尽きた。また明日!