コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

放課後の校庭を走る君がいた

まぁ、村下孝蔵の「初恋」はいい曲だと思うのだが、僕にとってはいまいちリアリティが足りない。まぁ、この手の曲にリアリティを感じるようなタイプの人間ではないのは自覚している。もう少しだけねじくれててもう少しだけ詩的ではない。そんな人です。

結局こんな歌のほうが強烈にシンパシーを感じることが出来る。キンクスのヴォーカルはなんといってもレイ・デイヴィスだが、この曲のデイヴ・デイヴィスの声はなんとも言えずイカす。「僕は他の誰とも違うんだ!」なんて最高じゃないですか。邦題が「僕はウヌボレ屋」なんてつけられちゃってんのもイカす。昔CMでも使われたっけ、この曲。

そういやメインヴォーカリストの邪魔にならない程度の二人目の歌い手がいるバンドが好きなんだ。クラッシュのミック・ジョーンズとかあれくらいの割合で歌う人なら最高。日本のバンドはそういうの少ないよね。一枚のアルバムで2〜3曲歌うギタリストとか。1曲だけ歌う人はかなりいるんだけど。まぁ、二人目のボーカルは歌が上手い人よりは声が特徴的な人がいい。そうするとバンドに活力が与えられると思う。

マリナーズでの川崎の立ち振る舞いは微笑ましい。ウザイとかそう言うのを通り越してる。あれくらい徹底されると負けちまうな。まずは今年一年メジャーでしのいでくれれば最高だね。