コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

忘れようったって忘れられやしない

3.11ですか……。やっぱり強烈過ぎて忘れられやしない。復興だ何だといろいろ考えることはあるけれど、生きてる限り忘れずにいるということがワタシが決めたことである。簡単に言葉には出来やしない。すべてが薄まる。

さて、おととい書いた週末の件であるが、忘れないうちに細かいことも書いておこうと思う。もし今後のど自慢に参加することがある人がいたら少しは参考になるのではないか。

書類選考を突破できるのは250組のみ、総応募数がいくらであってもこれは変わらないという話です。場所によっては1000を軽く超える応募もあるんだって。八戸は750通ほどだったと聞きます。約三分の一。よく通ったもんだ。んでもってその返信はがきと歌う曲の入ったCDやカセットを用意して持っていくことが当日の条件です。意外とカラオケで歌ってる曲のCDなんて持ってないもんだからね、注意が必要です。ちなみに僕はなぜかマスクド君にだいぶ前に「シブがき隊ベスト」をもらっていたので、CD入れから引っ張り出しました。普段聴かないもんなー、シブがき隊なんて。しかし何でこのCDを私にプレゼントしておいてくれたのか。わけがわからないけど、結果役に立ったよな。
当日受付に行くと、のど自慢バッジをもらえます。これは予選会に出た証、メチャプレミアです。これだけでも優越感に浸れます。グループで出ても人数分もらえますから心配御無用。あとはホールの客席で始まるのを待ちます。
予選は曲名のあいうえお順で歌います。さっさと終わりたい人は「あ」で始まる曲を選ぶとよいでしょう。最初のほうは客席のみんなが盛り上げてくれますが、4時間もかかる予選ですので中盤からどうしてもダレてきます。あまり最後のほうはよくないと思います。
20人ずつステージに上げてどんどんスケジュールはこなされていきますが、本番と同じセットで同じバンドをバックに歌えます。これは非常にプレミアな体験ですよ。普通の生活を送っていると、生バンドをバックに歌うということはまず体験できませんからね。自分の声が出てくるPAはありますが、慣れないせいかあまり当てになりません。そしてあがってしまうせいか、出だしの歌詞やキーが飛んで真っ白になってしまう人もいます。やり直させてくれますから心配なく行きましょう。ちなみにカラオケと違ってマイクにON,OFFのスイッチがありません。これはびっくりしました。おそらく今度の放送では、スイッチがなくてオロオロするワタシの姿が映るかもしれませんよ。やられたね。
歌唱時間はわずか40秒。出だしにキャッチーなフレーズのある曲を選んだほうがいいかもしれません。鐘ではなく、「ありがとうございました」と言う合図で強制的に次の人に交代です。さっさとステージを降りて、スタッフのところで面談をします。そこで簡単なプロフィール、参加理由、名前の読みなど確認し終わります。ここでのエピソードが実は何よりも大切ですよ!歌より大切です。いい逸話を用意しましょう。司会の小田切アナとわずかですが会話できるというのも実にプレミアです。
さて、ロビーでは自分が歌った姿を時間差で放送してくれます。30分くらい後かな。一回きりですので見逃さないようにしましょう。その間にのど自慢グッズを買い込むなどしましょう。記念品です。この歳になると、あののど自慢のロゴがたいそう味のあるものに見えてきますよね。
後は全員終わるまで待って、発表までの一時間ほど芸人さんのステージなどを見ながら時間を潰します。これは会場によってどうもイベントが違うところもあるらしいですね。八戸ではものまねタレントのホリ、ザ・たっちのショーがありました。まぁBS加入の案内込みですが。
合格は20組。ゲストの演歌歌手の曲を歌う人が2人ずつ、あとにぎやかし枠、学生枠、老人枠、歌が上手い枠とある程度枠が決まっている印象です。合格したいならどこを狙っていくか戦略を立てるべきでしょう。やりすぎはよくありませんよ。NHKサイドが安心して放送できる程度に納めるべきですね。
大体夕方5時ごろ終わりますが、合格した人は7時ごろまで打ち合わせ、さらに当日は8時前から集合してリハだそうです。一応それくらいは時間を空けて置くようにしないといけませんね。結構タイトなスケジュールですが、さすが何十年もやってる番組、システムが出来上がってるなぁと感心もしました。

ちなみに予選会は写真撮影、ビデオ撮影、録音など一切禁止、みつかると思いっきり注意されます。肖像権や著作権的にいろいろ問題があるんでしょうね。まぁ僕もルールは守りました。
ちなみに今回の合格者で「俺ら東京さ行ぐだ」を歌った人は、おそらくボクシング国内二階級制覇、世界挑戦までした木村登勇さんだったと思います。ぜーんぜん気が付かなかった。マスクド君なんか知らずに声までかけてたもんね。握手くらいしてもらえばよかったよ。地元に帰ってきてたんだ。木村術、好きだったんだよなぁ。

明日くらいからNHK青森のHPで写真が掲載されます。俺らも出るかなぁ。17〜19日の放送とあわせてチェックお願いします。

今日はそんなとこで、久しぶりに長く書いたから疲れた……。