コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

鏡と雨

今日は午前中に大久保の実家に行って、先日生まれた娘の「奏芽」ちゃんとご対面してきました。もう髪の毛はフサフサですね。まだちっちゃくて何にも出来ない赤ん坊。彼女にこれからどんな未来が待っているのか、その時世の中はどうなっているのか。不安と期待がごちゃ混ぜな気分になりますね。水溜の御子息である拓真君とも一年ぶりくらいに会いましたけど、こちらはもうずいぶん大きくなっていて、活発な男の子になっていました。彼にこれからどんな未来が……(以下同文のため略)。
でも真面目な話、友達の子供が産まれるたびにそう思うのです。よりより社会を残していくのが使命だとか、そこまで大げさなことを言いはしない僕ですら、頭の片隅にいつも残っている感はあるのです。でも、人類は間違った方向に進んでいるのかもしれないけれど、ある面では確実に意識は変わってきていると思いますよ。きっとよくなる、そう思ってないと生きてられないっての。

夜は茨島さん宅に行ってきました。茨島さんは36歳になるのです。彼にこれからどんな未来が……(以下同文ではないけど略)。奥さんの手料理に舌鼓を打ち前途を祝すわけですけど、実際の話、このぐらいの歳になると抱負とかもなく淡々と歳を重ねるのみになってしまいます。僕も似たようなもんです。
軽いプレゼントでも……と思い、ネットで調べたよさげな酒屋さんに行く。適当にワインでも、と思って品を見ていたのですが、店の人がとにかくこれを!と目一杯勧めてくれるワインがあったのでそれにしました。いまだかつて、酒屋でここまで熱いプッシュを受けたことのないワタシ、かなり気圧されてしまったのも事実ですが、そこまで言うならこいつには何かあるはず。値段は正直あまり張りませんが、その後いろいろ調べてみたら意外と好評な品らしい。銘柄などここには書きませんが、茨島夫妻はぜひとも飲んだ感想を私に教えてくれるよう望みます。おいしかったら俺も自分の分買って飲むよ。そしてあの酒屋をこれから贔屓にするよ。