コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

回りだす夜の向こうで

4日が小嶋の結婚式のため、打ち合わせを兼ねた飲み会を大久保茨島水溜と。いっつもこのメンバーじゃねぇか、とお気づきのかたもいらっしゃるかといるかと思うのだが、実際このぐらいしか気軽な飲み友達がいない。まぁ、それはいい。
結局打ち合わせなんて5秒もしなかった。こういうのは大久保がいい気配りで十分面白いことを考えてくれるのでお任せである。彼はいつも実に現実に即したいいアイディアを出してくれる男だ。そういう部分は信頼できる。僕らはアクターに専念すりゃいいのだ。それが結果的にいつも一番いい。

僕と水溜は「チーム筋肉」とまた例によって思いつきのくだらないチームを結成してるわけなのだが、また例によってろくすっぽ活動もしないで結成だけする僕の悪い癖が出やしないかとヒヤヒヤものである。僕は結成好きだ。バンドでもなんでもすぐ結成してしまう。そして、活動することはほとんど……ない。でも水溜、そんなことは全く我関せずでビールをただ空けるのみである。全く10数年前と変わらない人だ。

茨島はすっかり数年前とは別人になってしまった。これが成長するって事、なのかと思ったりもしてる。これが僕や水溜の顔を見るたびにぶん殴っていた人と同じ人とは思えない。かくも変わるものなのか。まぁ、だからどうしたというわけではない。微笑ましいことだと思うのだ。そういや以前は必ず食べていたキムチチャーハンも最近は注文しなくなったな。

まぁ、ここ最近はいつもそんな感じ。帰りののタクシーの中で星飛雄馬ばりに「俺だけが風船玉……」と呟くことも多くなった最近の私なのである。