コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

something

今日の情熱大陸は内藤特集ということで、それまでは起きてるつもりなんだけど、少々暇を持て余してて、さっきまで暇だったからyou tubeでいろいろ見てた。ジェイク・シマブクロという素晴らしいウクレレミュージシャンがいるんだけど、彼がプレイする「While my guitar gently weeps」がすごくよくてちょっと涙ぐんでしまった。とても繊細で、それでいてエモーショナルでね。あと、「something」をcharとセッションしてる映像も見ててね。あらためて「something」って曲の良さを再認識したなぁ。ビートルズの曲って、僕は聴き過ぎちゃっててね。飽きた、というのと違うんだけど頭の中に入りすぎちゃってて、噛み締めて聴くような事ってあんまりなくなってきてるんだよね。だから、たまに上手いカバーを聴くと逆に曲自体の良さを思い知らされちゃうんだよね。

僕が、「something」が収録されたビートルズの「abbey road」を買ったのは18のときだったと思う。大学一年生頃か。あの頃どんなことを考え、どんな気持ちでいたかとかはもうほとんど忘れてしまったけど、「abbey road」を聴くと、たまにあの頃の胸が詰まるような感覚を思い出して切なくなるのです。あの感覚って、たぶん思春期にしか味わえないものだと思うんだけど、それをあの時大好きだった音楽が蘇らせてくれるのがとても興味深いというか、……不思議ですね。