コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

暑い夏でも夜が涼しいからこの街が好きだ

布袋と町田町蔵(いまだに町田康というのは馴染めない)が殴り合って事件になったそうだが、もともとどっちも大して興味のない私としては、なんか犬と猿がケンカしてるようなもんなのである。ファンの人には悪いが、どっちも虚構に乗って商売してる人、というイメージなのでイマイチ乗れないのである。いや、みんなそうなんだけどさ、なんか自分のイメージに縛られちゃった不自由な感じがどうも……。もうちょっと笑えればいいんだけどなぁ。

とは言え、この事件は笑えた。新境地だ。布袋が怪我させた、ってのがまたいいよね。あいつ、若い頃は必死で突っ張ってたんだろうなぁ。そういうのがまだポッと出ちゃったんだろうなぁ。なんか微笑ましいよね。やっぱlove is a poizonですよ。

特捜DVDをやっと見終えた。最終回は初めて見たが、なんかやっぱり吉野とおやっさんがいない特捜課、ってのはイマイチ寂しい感じだなぁ。桜井もすっかり大人だし。もっと荒くれ者の初期のほうがノれるよね。やっぱ当時の視聴者に飽きられたんだろうなぁ。いい番組なのにね。
大学の時、このドラマが当時の岩手で再放送されててさ、よく学校行かずに見てたんだ。午前中にやってんだもん。当時、特捜の話をしてもわかってくれるのは学校に行かないやつだけだったなぁ。麻雀の時にだけ会ってた小村君という人がいたんだけど、彼は全く学校行かない人だったらしく、妙に特捜の話が合った人だった。僕が桜井の素晴らしさを語ると、彼は意外と紅林がいいんだ、と言っていた。今、紅林の味わいのある話も結構好きになった僕は、たまに彼のことを思い出すのである。彼は学校に行かない人だったから当然のように卒業できず、5年在籍後はその行方を誰も知らなかった。思えば僕も下の名前を知らないままだった。