コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

シーズンが始まった

Mリーグも無事開幕。開幕戦は松本プロがオーラス大逆転の倍満ツモで、ABEMASの初陣はトップ。この先長いシーズンの始まりとしては上々の滑り出し。二戦目の白鳥プロは何もできないラスだったが、あの展開ではしゃーないな。他の3人の状態が良すぎた。

その対局、ビーストの鈴木大介プロが第一打に字牌を切らない、所謂雀鬼流をやっていると大騒ぎになってしまった。昨今の現代麻雀では兎に角効率が正義になっているので、時代遅れの雀鬼流はまぁ拒絶反応がすごい。明らかに非効率、尚且つ非科学的だもんな。今の若者は理解不可能なんだろうな。

ただ、数十年前の近代麻雀を読んでいたワタシ達はそこまで拒絶反応はないな。そもそもこのワタシは麻雀打ち始めてからほとんどの時期、第一打に字牌を切ってないんですよ。もちろん初めは雀鬼のマネして遊んでただけなんだけど、やってるうちにやめ時を見失ってしまった。雀鬼流の他の決め事は忘れてしまったので、別にそこに主義や意志はもうほとんどないんだけど。

ただ、そこら辺で普通の人と麻雀打つくらいならあんまり不利は感じたことないんだよな。雀荘とか行ってるくらいの人には絶対敵わないけど。これやってて一番効果があったなと思うのは、同レベルの人と比べると、字牌の扱いだけは上手くなった。それだけでも良かったかなと今は思ってんのよ。

Mリーグの舞台での雀鬼流は今後もメチャクチャ叩かれるだろうけど、大介プロはそのまま勝つ気だし、勝てると思ってるんだろう。実に興味深い。

 

ボクシングの世界戦。拳四朗はやはり強いな。もうビッグマッチしか必要ないのじゃないか。中谷は完勝だったが若干スキもあったな。でも強い。今後一番世界で活躍しそうなのは中谷だな、やっぱり。階級もどんどん上げてほしい。

 

天心は二戦目としてはよかったが、目を剥くほどすごかったとは思わなかった。まだ世界戦にはキャリアが必要かなあ。スピードは大したもんだけど、まだボクサーになりきれてない印象。本田会長は10戦はキャリアを積ませる方針とのこと。その方がいいと思う。