コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

このザマ

最近、元ボクサーの人のブログをなんとなく読んでいる。ワタシと同じくらいの年代の人で、目立った戦績を残す事が出来ず引退し、地方ジムで古巣のコーチをしている。本名は明確に明かしていないのだが、なんとなくこの人かなというデータは見つけた。

特に面白い文章というわけでもなく、ほとんどの日は食べたものを写真に撮って終わっている。たまに書く現役時代の話は面白いがほとんど出てこない。ただひたすらに日々を生きているだけ。それなのになぜか引き込まれた様に読んでしまう。日々なんともなしに気持ちが揺れながら過ぎていく感じ。そこが妙に生々しく伝わってくる。

ただ…2016年を最後に更新がない。最後の更新の少し前に入院している様だ。どうなったのだろうか。もしかして亡くなってしまったのだろうか。

 

ワタシのこの日記もいつかこんな感じになるのだろうか。ワタシも揺れながらの人生を綴っているのだろうか。自分じゃわからないもんなあ。きっとさ、ワタシもたくさんの人間が生きた歴史に埋もれていくんだろうな。せめて少しだけでも書き残しておきたい。もはやそれだけだなあ。