コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

パソコンの立ち上がりが遅すぎてイライラするので日記は自宅で書かず、空いた時間に書いてメールで転送してアップしてたりします

Mリーグのファイナルも佳境、半分を折り返した。アベマズは二日目に日向プロ、多井プロ連続トップで作った150ポイントのリードを白鳥プロ、松本プロの連続ラスで全部溶かして2位のサクラナイツとほぼ並びになってしまった。あと3日間で完全な着勝負。今日がまず一つの正念場だろう。ただ、今日は相手が絶好調の内川プロだけに果たして着取りで上に行けるのか。向こうは完全に上り調子、アベマズはムード最悪である。まぁそれでも多井隆晴なら何とかしてくれると信じて見守るしかない。あと6戦。

それにしても昨日の2ラスはしんどいなんてもんじゃなかった。二人は初日に出てその時もよくなかったのだが、昨日も二人の悪いところばかりが出てしまった。白鳥プロは最後の上りで自らのラスを確定させ、なおかつサクラナイツを2位に押し上げてしまう上がり。あれは見逃す手はなかったのか。せめて3着4着にできなかったのか。松本プロも無理にトップを狙いに行って高いのが確実な村上プロに跳満放銃。ラスに落ちてしまう悪手。さらに悪いのがまだ1000点上がれば3位浮上できるのに無理やり高い手を狙いに行って喰いタンをせずむざむざ4着終了。若いと言ってしまえばそれまでだが、あの状況を鑑みることが出来なかったのか。
まぁそうはいってもしょせん素人の戯言、プロにはそれぞれの思考があってのことだろう。見守るしかないのだが。
 
それとは別に風林火山のオーディションの件、各団体のプロがMリーグを目指して応募しているのだが、気になるのはSNSのフォロワーの数をポイントにして評価の一部にするらしいことだ。某芸能人が先日プロテストに合格しているのだが、とんでもない数のフォロワーを抱えているため、応募さえすればだいぶ有利な状況になると聞く。Mリーグは確かにエンターテイメントだが、あのレベルの初心者を入れて果たして成り立つのか。頭では彼女がMリーガーになれば集客面でものすごい効果があるのはわかっているのだが、どうしても割り切れない。例えば昨日の松本プロのから感じた重圧と情熱だ。あれと同じレベルのものを見せられるのだろうか。そして打牌意図を問われたときに、我々が唸るような説明ができるのだろうか。彼女の対局を見ても正直学生に1か月ほど仕込んだほうが上手いんじゃないかというレベルだ。あのレベルの人が合格してしまう麻雀プロのテストとはいったい何なのだろうか。
もちろんサクラナイツの岡田プロのように目覚ましい成長を見せるかもしれない。しかしMリーグに入った時の岡田プロは先の彼女と比較できないほどには打てていた。それでもあれほど苦労するのだ。辛抱できるのだろうか。
せめて本人が望んで苦労を買うならいいだろう。企業の都合に振り回されて出てくるようならひどいことになる。正直ワタシは見なくなるかもしれない。アイドルのファンは見に来るだろうが麻雀ファンはしらけてしまうことだろう。それがビジネスだというのならもうしょうがない。競技麻雀というジャンルを粗末にしてもビジネスだからしょうがないということだ。
 
先日寄った広州。昔ながらの炒飯とラーメンがグッドでした。

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