コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

Here today

今日日刊スポーツ読んでたら、丸々一ページ使ってパチンコのCRブルーハーツの広告が。非常に複雑な気分になる……。そりゃ僕はパチンコ、別に嫌いじゃないけど、ブルーハーツはないよなぁ。ブルーハーツの版権は今どこが持ってるのだろう。事務所のジャグラーかレコード会社のメルダックか。

あの頃、事務所もレコード会社も一丸となってブルーハーツを世に出したんじゃないか。それが今ではちょっとしたカネ儲けのためにこんなに安売りされて……。きっと本人たちは過去は過去なのでちょっと嫌だけどどうでもいい、位の気持ちだろうが、必死に何度も何度も聴いていた田舎の子供であった僕は非常に複雑だ。少なくともこのパチンコ台に座りたいだなんて思えないな。
「お、ブルーハーツか、懐かしいな。打ってみるか」
なんて言える人々は、きっと音楽なんかどうでもいい人だ。ブルーハーツなんか数ヶ月で必要としなくなって、適当に幸せな人生を送っている連中だ。きっとそういう層を狙った台なのだろう。あのころ僕と同じようにブルーハーツをすがるように聴いてた、たくさんのいけてない連中はきっと僕と同じような気持ちになってると思う。人にやさしくを何度も何度も爆音でかけて必死に生きてた人間にとって、7が揃ったくらいのことをあの曲たちと同じ重さに思うことなど出来やしない。

とても悲しいって事だよ。