コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

パワーと技術と前のめり

まずはクロマニヨンズの新譜が届いた。サウンドのパワーは増していく一方だな。クロマニヨンズではこれで行くんだ、というガッツは存分に伝わってきている。どことなく往年のロックバンドのテイストも匂わせて、相変わらずのロックフリークぶりも見せてくれてるし。そういうさりげなさがとても好き。とは言え、不満点もないわけではない。マーシーよ、そろそろ言葉遊びに興じるのはやめてくれ……。口に出して気持ちいい言葉ってのは僕も大好きだけど、そればっかりじゃきついよ。そろそろいい曲も書いて欲しいな。書けないとは言わせないぞ。一方ヒロトの曲は徐々に重みを増してきているぜ。思えばハイロウズも三枚目までは言葉遊びのオンパレードだったもんな。次あたりくるかな。まぁ、それでも今回も爆音で聴いて気分いいアルバムでよかった。

昨日のダブルタイトルマッチをやっと見た。ここんとこ体調は悪いのに仕事はべらぼうに忙しくて毎日深夜だ。まぁそれはさておき粟生はもったいない星を落としたな。世界戦でチャンピオンからダウンを奪うってのはなかなか出来ないことではあるが、なぜダウン直後にラッシュに行かないのか。まぁラリオスが老獪だったせいでいけなかったってのもあると思うが。そして終盤、なぜ行かなかったのか。ここは仕掛けないと勝ちはないところだったのに。長谷川がダウンを奪ったあと、高速連打できっちり決めきったのとはえらい違いだ。これが届く人と届かない人の意識の差なのだと思うのだが。技術にプラスされるその一点が大事なのだと思うのだが。まぁ素人は好き勝手言えるけどね。粟生は可能性はきっちり見せたのだから、次のチャンスは必ずモノにして欲しいね。