コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

スーパーサイズミーとプロレス&ボクシング

布団も干したし映画でも行こうか、ということで「スーパーサイズミー」を観てきました。いわゆるドキュメンタリーです。マックを一ヶ月食べ続けたらどうなるか?というのを実験していくのです。
…もう観てるだけでしばらく食べなくてもいい気分になりました。しかし映画の中ではゲロ吐いたり結構グロいシーンが多かったのにも関わらず、カップル結構いたけど。あの人たちカップルでこんな映画観てこの先心配ですね。なんか…ダメだろ。

漫画喫茶で「俺節」を久しぶりに読んできました。最後どうなったか全然覚えてなかったのです。90年代初頭には随分こんな漫画があった気がするなぁ。ああいうベタだけどちょっと心揺さぶられる漫画って最近ないからなぁ。

古本屋で「プロレス&ボクシング」を買う。発行が68年7月!俺の生まれる前の発行じゃん。記事もすごい。馬場と猪木が日プロでリーグ戦やってたり、カリプソハリケーンのロングインタビューあり。ファイティング原田フェザー級に上げた、なんて記事も載ってた。68年といえばビートルズホワイトアルバムなんか出してた頃。歴史の重みが。ちなみに当時の販売価格160円。それを500円も出して買ってきました。

映画館に行く途中、母校である中学の前を通った。この近くに沼田君という当時の友達が住んでたはずだけど、区画整理で家はどこかもう分からない。もういないかもしれない。
彼とはダブルスを組んでいた。常にスマッシュを狙いに行く彼をなだめて我慢比べにもっていくことが僕の仕事だった。彼はいつでも不器用なまでにそのスタイルを貫いていた。僕のほうが小狡かったのだろう。中学レベルではだいたい堪え性のないほうが負けるスポーツなのだ、あれは。僕たちは結構いいコンビだったと思う。その後、僕たちは同じ高校に進んだがどっちも続けなかったのでだんだん彼とは疎遠になってしまった。いつのまにか高校での彼はなんか暗いムードを漂わせて近づきがたい存在になってしまっていた。今でもあの頃のように愚直なスタイルで生きているのだろうか?あたりまえに家庭持ったりしながら。なんかそうであってほしいと思ったり、そうでもなかったり。僕はあの頃のまま、狡さを自覚しながら生きてるんだけど。