コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ole man trouble

あんまりといえばあんまりなことが続く。最近よく考えるのだが、30年も生きていると、自分に出来ないことや出来ることが少しずつ分かってくる。だからだんだんと自分に対しての闇雲な期待感はなくなってきてしまっているのだ。だからこそ見えてきているものもあるのだが。最近、非常にあることに対して限界を感じることが多くなっていて、それがなんでかということもだいたい自分では察しがついてしまっているのだが、いまさらどうしようもないことなので、これからどういうスタンスを取っていけばいいのか思案中である。
自分というものの輪郭がじわじわと見えてきているのだ。自分で自分の限界を決めてしまうのはいささか悲しいことではあるのだが、いまさら前のようには思えないのである。納得のいくように前を見て進んできたつもりなのだが、後ろを振り返ればけして望んでいたような道のりをたどっているわけではない。どうにもならないことはやはりどうにもならないので、とにかく受け入れていくしかないのだが、その受け入れが少々すぎてしまったようだ、と思ってしまうのが私の辿ってきた道のりなのだと思う。自分ではそういうところは嫌いでもなく、むしろ望むところでもあるのだが、残念ながらあんまりいい結果は残してこなかったようだ。本当に残念だが。せめて私に関わった人ぐらい、いい思いをさせてあげたいのだが。

はたして私は風のように軽やかに、歳をとっていくことが出来るのであろうか。そして楽しい事をしよう、とその時また思うことができるのだろうか?