コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

経験したことのない

そこそこの月日を生きてはいるが、ここまでの物価上昇は初めての経験だ。消費税が上がる時くらいしか物価高騰の実感はわかないものだが、最近はあらゆるものが値上げ。昨年度からその傾向は顕著で、ワタシの仕事上でもかなりの悪影響を及ぼしている。それが今年度に入ってから一気に個人的な生活のほうまで影響が出てて結構きつい。

いつも行ってる格安床屋がしれっと値上げしていて、2000円弱くらいになった。1500円程度だから納得だったのだが、2000円だと微妙。毎回違う人が切るから違う仕上がりになってしまうのを納得しての格安だっただけに、それで2000円とは納得できるかどうか微妙なラインだ。とはいえ、他も上がってんだから結局仕方ないんだけど。

セブンイレブンに行ってもあらゆるものが高い。アイスなんて今や100円で買えるものはガリガリ君くらいしか置いてない。弁当は上げ底。ヘルシー志向と言い訳をしてどんどん中身を減らして価格を上げている。

これで我々の賃金も上がってくれればいいが、まぁ無理だろう。生活レベルをどんどん下げられて、働いて生きてるだけましという生活になるだろう。

 

日本は本当に貧しくなった。労働と生活が全く見合わなくなってきている。ワタシはあと何年生きているのか知らないが、あの藤子不二雄先生の漫画のように、老年になった時に年金も何の補助も出ずに放り出される未来が簡単に予測できる。俺らの世代は何から何まで割を食う世代だ。ヨロシク世代ですよ。受験はあり得ない倍率、就職氷河期、企業は当たり前にブラックばかり。年金はおそらくもらえない。今や老害扱いされ始めている世代。たまらないね。