コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

遠くに何かが見える

昨晩、ボウリングに行って相当投げ込んだので全身ガタガタです。今日、やたらと吹雪いて寒いので、体の軋みが取れません。そんな中、やっぱり野球が見たいので、麻雀とか予定を全部断って今日はテレビ見ます。体にシップ貼りながら。
一応久しぶりに洗車。洗っても無駄な日々が続いていたのでやってなかったが、さすがに助手席の窓とか汚れで見えなくなってきたので一回洗う。今日の吹雪で台無しなのだが。それでもやっぱり綺麗だとうれしい。この調子で部屋も綺麗にしないといかんのだがなぁ。

先日、林壮一さんのボクシング関連の本を取り寄せたので読み込む。「マイノリティーの拳」と「神様のリング」。どちらもボクシングの元世界チャンピオンに焦点を当てた本で、要は貧民層からなりあがってきたチャンピオンのその後について書いてるんだけど、チャンピオン時代に稼いだ金は全部使い果たし……みたいな。その中でも現状、彼らがどのように生きてるか、という興味深くもどこか悲しい本。「神様のリング」のほうは、アーロン・プライアーに焦点を当て、彼がチャンピオン時代に唯一対戦した日本人、亀田昭雄との再会のエピソードを書いている。これがとてもいい話だった。アーロン・プライアーはアレクシス・アルゲリョの4階級制覇を二度にわたって阻んだことで有名なグレート。アマ時代にはトーマス・ハーンズに勝っており、レナードとも連日スパーリングしていたという。晩年になるまで一度も負けなし、脅威のKO率を誇るそのスタイルはとにかく野獣。ものすごいタフネスとスタミナと手数。負けたとはいえそのチャンピオンから一度はダウンを奪った亀田のことをプライアーはずっと覚えていたという……。重ねていい話でございました。
ボクシングで亀田、って言ったらどっかの腐った家族のことではなく、当然亀田昭雄のことなのである。

ワタシはボールペンなど小物をすぐなくしてしまう人なのだが、しばらく前に書類を書こうとしたらボールペンが一本もなかったことがあった。んで探したら、茨島夫妻に前にお土産でもらったツタンカーメンボールペンが出てきた。しばらくそれを愛用しているのですが、さすがにこれは無くさないね。これで真面目な書類とか書くとどうにも妙な気分にもなるが。