いやぁ、面白かったね！今日のダブルタイトルマッチ。両チャンピオンの特徴が遺憾なく発揮されてた。でも最後のとこでなんで亀田を出すんだよ。TBSはズレ過ぎだろ。誰ももう内藤の亀田の絡みなんて期待してないよ。やりたいのはむしろ坂田だろ。だいぶ旨味は落ちたけど、亀田とやれば有名になれるからな。何よりほとんど負ける可能性のない防衛戦をやれるという魅力もあるわけだし。
それにしても清水は思っていたよりいいボクサーだった。アマ上がりの基本に忠実なスタイルとは言え、それを突き詰めて内藤の嫌がる展開に持っていったもんなぁ。もっとも、中盤からだいぶ内藤のボディ打ちと圧力に負けて足が止まってたけど。あの展開から逆転KOに持っていけるというのは内藤の実力だと思うよ。フライ級としてはパンチャーの部類に入る内藤だけに、久しぶりのKO勝利というのは実に最高でした。
それにしても今日のジャッジはおかしかったよ。確かに序盤は清水のものだったけど、中盤からは内藤ペースで間違いなかったじゃないか。なのに4R終了時のスコアから、8R終了時のスコアがさらに開いているというのは明らかにおかしい。決定的なのは9R。一方的に内藤の有効打が当たってるのに、何で3人全員が清水にスコアしているのか？最終的に内藤が倒したから大きな問題にならなかったけど、これでもし清水がチャンピオンになってたら世間が黙ってなかったよ。さらにはTBSの偏重実況。土井＆鬼塚のコンビはまたしても内藤の有効打を見ぬ振りして清水のヒットばかりを報道。最後に亀田が出てきたことも含め、TBSだけは本当に危ない。清水を勝たせてイケメンチャンピオンとして売り出して亀田戦を押し出したかったんだろう。清水はいいボクシングをしただけに、このような露骨な圧力が感じられるというのはまことに残念です。TBSだけは本当勘弁してください。
で、内藤の次戦は大晦日にフリオ・セサール・ミランダとの指名試合を期待してます。亀退治は坂田と亀平会長に任せておこうぜ。もっともっと噛み合いいい試合をして稼いで欲しいね。
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とここまで一気に書いたのだが、何度も見直して9Rは清水のタッチを取れば清水に振れないこともないかな、と思い直した。でもあんなのパンチじゃなくてタッチだもんな。古い見方だといわれればそれまでだけど、捌いている、というのとも違うもんな、あれじゃ。
