コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

Big Upset!!!!!

昨日は11時過ぎまで仕事していたため、アルファロvs小堀の世界戦を見ることが出来なかった。先日の日記で、勝つのは難しいがミラクルを期待した意図の気持ちを綴った僕でしたが、小堀選手はそんな素人の生半可な予想を軽く吹き飛ばしてしまいましたね。
日本史上三人目のライト級王者誕生!前の二人はかのガッツ石松畑山隆則ですよ。

帰宅してから録画をチェック。アルファロはチャンピオンではあるものの、パンチ力以外は並の選手に見える。初回からパンチの重さではアルファロ、ハンドスピードでは小堀が上回っているのがはっきりとわかる。で、両者とも細かいことは考えずにとにかくパンチを当てて倒してしまおうという意思がありあり。正面からの打ち合いが続く。小堀の繰り出すカウンターのタイミングが初回からドンピシャハマっていることが気になる。早い結末を予想させる打ち合いがひたすら続く。先に倒れたのは小堀。二回にアルファロのパンチが当たり、バランスを崩したところに追撃されダウンを取られる。それほどのダメージはなかったが、やはり世界の壁は厚いのかと思わせる。しかし三回、ついに小堀のカウンター気味の左フックがジャストミート。アルファロダウン。立ったもののもう体に力が残っていない。そこから小堀がラッシュ。レフェリーが止めた。勝った!勝った!勝った!誰もが絶望的敗戦を予想したこの試合、小堀は見事にひっくり返してしまった!これがボクシングの醍醐味だぜ!

しかしこれからは厳しい防衛ロードが続くと思われます。ドンキングに3オプションを握られているという噂、小堀はきっと海外での防衛戦を強いられ、厳しい戦いが続くでしょう。前座で出ていた一位のモーゼスは半端ない身体能力を感じさせたし。おそらくモーゼス相手ではかなり不利でしょう。しかし、もし初防衛も出来ずに小堀が負けてしまったとしても、ライト級で王座を奪ったというこの日の偉業は色褪せることはないのです。それほどの偉業でした。

こういう試合を放送しない民放は実に愚かですね。内藤の世界奪取の時もそうだったけど。ざまみろ民放。上っ面でしかニーズを把握してないからこうなるんだ。