コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

つらくくるしいときにこそ

いちばんたのしいゆめをみよう

というようなことをタイガーマスクはよく言います。ロープで首を締められたり、水中に押し込められたりして気力も尽きてしまいそうな時に彼はこう言って逆襲への力にするのです。あぁ、タイガー。今の僕はそんなあなたの言葉で涙が出そうだよ。

咳が止まらないのだが、とりあえず熱は下がったのでジムに行ってトレーニング。四日ぶりということで、体のキレはすこぶる悪い。やはり一日おきくらいだといい休養だが、それ以上空けるととたんになまる。

自意識過剰なのはわかってるのだが、コンビニで飲み物買った時にデカイ声で店員に、
「バレンタインデーなのでチョコレート入れておきマース」
言われてえらく恥ずかしかった。店内の客が一斉に俺のほうを見る。その目がどうも哀れみを帯びているように見える。ケッ。どうせ俺にゃ関係ねぇよ、バレンタイン。チョコレートなんかいらねぇからジョニーバレンタインでも呼んで来いっつうの。

つらくくるしいときにこそいちばんたのしいゆめをみよう
つらくくるしいときにこそいちばんたのしいゆめをみよう
つらくくるしいときにこそいちばんたのしいゆめをみよう

図書館に行ってこないだの本を返してまた借りてきた。「グリンプス」という本がずっと読みたかったんだ。ところがこの本、いつもタイトルを忘れちまうんだな。「ピルグリム」とか「プリングルズ」とかに頭の中で単語が入れ替わっちまうんだ。クラプトンのアルバムとかポテトチップスに変わっちまうなんて、俺の頭もどうかしてる。たこ八郎みたいだ。