コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ガーンと

ギターが届く。思ったより状態は良く、特に直さなくてもよさそうなコンディション。ボディとかに目立った傷もなく生産後30年が経過したギターとは思えない。ピカピカだ。俺騙されてんじゃないかなぁ。まぁそれは置いといて、Gとかガーンと弾くと、今までの入門用アコギと明らかに鳴りが違う。特に低音弦の響きが全然違うなぁ。ちなみに買ったのはモーリスのW-30というギター。75年製というふれこみ。いろいろ調べてみたら当時30000円のギターだったらしい。髪が多かった頃の谷村新司がいたアリスが宣伝してた、とのこと。えー!30000円でこんなに鳴るのなら、世の中に溢れてるウン十万とかいう高額ギターはいったいどんだけ鳴るのだろう。怖くてこの世界には踏み込めないなぁ。俺はコイツで充分だわ。ついでにいろいろ調べて遊んでたんだけど、70年代の国産ギターは出来がいいらしいよ。しかし8000円はお買い得だったといわざるを得まい。他の同型のギターのオークションも気になってみてるんだけど、8000円で買えた人は他にいなそう。細かいコンディションとかに詳しくないので、実は重大な欠陥があるのかもしれないけど、僕にはわかんないや。とにかく気持ちいいね、この音色。あとは練習練習。今までのアリア入門用ギターは売りに出そう。どうせ二束三文だろうが。

しかしこのギター、うちではお袋の嫁入り道具の次に古い家具だぞ。歴史の重みを感じます。