コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

It comes home in the morning.

最近トシとったなぁと思うのは、酒飲んだ日の翌日のダメージの残りかたが尋常じゃなくなったとこかな。思えば昔は徹夜しても何とかなったし、一時間でも寝とけば次の日も飲めた。飲んでて朝日を迎えた、なんてこともしばらくない。別にそうしたいわけでもないのだが、たまにはそれくらい時間と意識に余裕を持ちたいなぁ、なんて思うわけで。

台風が近いわけだ。今もしとしとではあるが雨が降ってる。明日は荒れるのだろうか。でも、こういう時ってたいていたいしたことなく終るんだよなぁ。むしろ普通の雨のときに河川が溢れたりするんだよなぁ。今年は避難とかしたくねぇなぁ。

ビートルズのプロモDVDを見てたら、コーポ啓で同じように海賊ビデオを見てた頃のことをポツポツと思い出したりした。盛岡でその手の裏モノを扱ってる店は、私が知る限り一店しかなく、それは大通りの裏手にあった。まぁ、品揃えはあまりよいわけではなく、そこではそんなに買い物をした記憶もない。そこに寄ってから大通りのダイエーに寄り、ちょっと服を買ったりした。あの頃は大きいサイズの服はあまり売ってなくて、ダイエーのキングサイズコーナーは僕にとって実に大事な場所だった。そこで緑のジャケットを買ったことを今でも覚えている。30000円くらいした。あれ以来服にそんな金かけたことない。そのジャケット、今でも持ってるのだが、買ってすぐ右の腕んとこがごっそり色あせてしまって酷い状態になってしまった。それでもたまに着たりする。
あの頃は免許など持ってなかったので、いつも自転車か徒歩だった。徒歩が多かったかな。さわや書店に入ってなんか本買って適当にそこらで飯を食べる。その後開運橋をわたって駅でバイトだ。結構そんなルーチンだった。時間が余ったら駅のハトによくパン屑をやって時間を潰したりした。あの頃、ひっきりなしにウォークマンでカセットテープを回しながらそんなことをしていた。よくビートルズの「GET BACK」なんかかけながら歩きタバコだった。タバコは覚えたばかりだった。僕は真面目じゃなかったので、一人で遊んでるか友達と遊んでるか寝てるかバイトしてるかで毎日の生活が終わってた。その中でも一人のときはいつもそんな感じだった。いつのまにか口笛もふけるようになってたんだぜ。