コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

Nobody knows you

ワタシの右手は、冬になると黒ずんで皮膚がボロボロになる。右手の第一関節、第二関節、指の付け根の部分だ。手をにぎって拳骨を作ると、節々が黒いので、実に迫力ある拳骨になる。
「空手やってるの?」
と冬になるとよく聞かれる。そんなことはないのだが。なんか殴ってるから、そういうふうに黒いのか?と人々は不思議に思うようだ。
ためしに軽石で擦ってみたら、皮膚がボロボロと取れて剥けてしまいめちゃくちゃ痛い。しかも、下から出てきた皮膚もしっかり黒い。こりゃだめだ。
毎年のことなので最近は慣れてしまい、放っておくことにしている。春になると、黒が取れて普通の色に戻るのだから。まるで枯れ木のようだ。

そんな感じだったのだが、先日仕事先で、お年寄りの人が私の手を見てのたまった。
「おお、こりゃ懐かしいねぇ。昔の人はみんなこんな手をしていたよ。あんた栄養足りないんじゃないの?昔はみんな食べるものがなくて栄養が足りなかったからねぇ」

そんなばかな(笑)。

結局、さらにその人とディスカッションを重ねた結果、
・手のケアが足りない。
・寒風を手に当てすぎている。
の二点で結論された。
要はマメにクリーム塗って、右手にずっと手袋してなさい、ということだ。ハイと返事をしたワタクシ、ケアも手袋もメンドくさくてしないままです。

そんな感じで、もうすぐまた春になるのです。そしたら、また手も元通りになることでしょう。spring has comeですよ。