コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

政治家にも代えられないぼくたちの世代

散歩後、フォーラムにて「なぜ君は総理大臣になれないのか」を鑑賞。

 

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ドキュメンタリー好きのワタシとしては今回も面白かった。ほぼ私と同年代の政治家を追い続けたドキュメンタリー。30代前半の希望に満ちた表情が、10数年経過後には疲れ果てているのがなんとも見ててつらくなる。政治のドキュメンタリーという事で映画をそのまま鵜呑みにするのはあまり好ましくないが、彼の青臭さは嫌いではないね。それなりに世間の厳しさ、難しさを理解しているのがワタシ達の年代だと思うのだが、それでも彼は若い頃の理想のままなんとか突き進もうともがく。それがたまらなくいとおしく感じた。党の為ではなく、あくまでも国民のためと言う彼の姿には何か心地よい感じがあった。本当ならば。

彼は紆余曲折を経て今は立憲民主党だが、自民党の同世代の政治家のドキュメンタリーをだれか撮ってくれないものか。与党側にいる我々の世代の政治家の考えも知りたい。