コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

つまらーん

一日テレビ張り付き。昼からジャイアンツ対ホークスのオープン戦を見る。福岡でやってるのになぜかホークスがビジター。まぁそれはいいのだが、敗色濃厚の七回、なかなかバットに当たらない松田に逆転ホームランが出てホークスの勝ち。ちょっと気分よい。

んでもって、さっきまで日本フェザー級のタイトルマッチを見てた。世界を嘱望される粟生隆寛が日本タイトルに挑むというもので、けっこう楽しみにしてたんだ。といっても弱者の味方であり苦労人大好きの私、肩入れするのは粟生ではなく、挑戦を受ける苦労人チャンピオンの梅津のほうなんだけど。テクニックでは全く敵わないチャンピオンが、ガッツとタフネスでどう戦うか期待してたんだけど……。もう全く予想通りの展開で波乱もなく終わっちまった。梅津は強引な前進で何とか距離を詰めるんだけど、そこまでが精一杯。入ってきたところを乱打され、離れてはスピードで圧倒され、で完敗。エリートが順当に勝つなんてつまらーん。
粟生もあそこまで行ったら倒して欲しかったが、ダウンの1つもなく試合終了。上を目指すにはちょっと物足りない感じだけど、段階を踏んでいくという意味ではこれからに期待できるな。
それにしてもファイティング原田の解説はいただけない。もう解説業引退して欲しいんだけど。この人自分がチャンピオンになった時、手数と前進でなっちゃったもんだから、どんな選手にもそれを望むんだよな。挑戦者には、
「挑戦者らしく前へ出て手数を出して欲しいですね」
と言い、チャンピオンには、
「チャンピオンらしく前へ出て倒しに行って欲しいですね」
と言う。しかも言うことといったらそればっかり。何なんだお前は。

だいぶ暖かくなりましたね。