コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

I think I'm sophisticated

旗日は日中もフィットネスを使える契約になっているのです。朝10時の開店と同時にトレーニング開始。周りには老人しかいなくてどことなく気が滅入ります。今日初めて、いわゆる「乗馬マシン」を使ってみた。要は動く椅子に乗って腰周りを鍛えようという目論見です。結構難しかった。ついでに結構恥ずかしかった。なぜか。

午前中でトレを終え、あとはダラダラ。休日はお袋の送迎をしているのでむやみやたらに遠出をするわけにも行かず、結局は家にいるパターンになってしまいます。しょうがないのでギターを弾く。CDを聴く。寝ちゃう。の繰り返しです。♪ダーメダーメダメダメニンゲーンと大槻ケンヂが頭の中で歌います。
でもあれだね。ギターのスケールを練習してたら、リフとかの音探しがずいぶん楽になったよ。見当付けやすくなったと言うか。だから今までやろうともしなかったリフを弾いて遊んでます。今日は「ミサイルマン」のイントロをマスターしました。上手く弾けるということとは無関係ですが。関係ないが、僕の十和田時代の愛すべき上司は「上手く」をいつも「じょうずく」と読んでいた。いい味出しているので、指摘したことは一度もなかった。こういうのも個性だと思うんだよね。だから僕も気が向いたときは「じょうずく」を使うのです。鎌田課長、お元気ですか。

ふと思い出したこと。僕がキヨスクで働いていた時、パートの女性を一人試用で雇ったことがあった。名前とかは忘れた。この人がとにかく愛想が悪かった。年は僕らと同じくらいなので、僕らとしてもいろいろ気を使って話し掛けたりしたのだが、気の効いた反応はまるでしてくれない人だった。彼女は日中、僕らとじゃなくパートのおばちゃんたちを働いていたから、たぶんかなり嫌われたことだろうと思う。評判は悪く、結局試用期間でクビになってしまった。一度、彼女が受け持っていた売店を僕が代打で担当した日があった。連絡帳を見ると、客とか取引先に対する不平がびっしり書いてあってドン引きしたのを覚えている。あまりにシャキシャキして隙のない人で、歩き方もシャキシャキしていたから、僕らは彼女のことを「ロボ」を呼ぶようになった。女性に「ロボ」だなんて僕らも結構ひどいなぁと今は思う。「隙」を言うものの必要性を僕は彼女から学んだのさ。
あのロボねぇちゃんもどこかで元気に暮らしているのだろうか、とふと思った。人に歴史あり、だ。