一日冷たい雨が降った。そんな中ずぶ濡れになって展示会の手伝いなどしていたらやっぱり風邪気味。寒気がする。今日は早く寝ます。また明日から頑張らねば。
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と思って床に入ったのだが、全く寝付けないので、なんとなく本を読みはじめた。最近気がついたことがある。僕はたぶん平均的な同年代の人よりは本を読んでるほうだと思うのだが、読んだ本の内容をすぐに忘れてしまうんだ、いつも。一年くらいすると内容を完全に忘れてしまってる。不思議なもんで本の表紙だけは覚えてて、読んだ時期とかもだいたい覚えてるのだが、内容が思い出せないのだ。
何でこんなことを書いてるのかというと、先日入院したときに皆さんにお見舞いに貰った本を僕は確実に読んだはずなのだが、まるで覚えてないのだ、内容。関口なんかはよく本のこと書くけど、若い頃読んだ本のことでもやっぱりしっかり覚えてるもんなぁ。僕はいったいなんに脳みそのしわを使ってるのだろうか。っていうかかなり記憶力がやばいのかもしれないのかもしれなかったりしちゃったりなんかして。痴呆症か。それとも、実は読書が好きでないのかもしれない。でもさぁ、好きなことだからしっかり覚えてるかといえばそんなもんでもないような気がするし。やっぱりどうでもいいことに頭つかっちゃってて余裕がないんだろうなぁ。マイケルモーラーは増量のために夜中にマクドナルドに通ってぶくぶくに太ってからホリフィールドに挑戦してチャンピオンになったとか、ゲームセンターあらし対とどろけ一番のコロコロ誌上対決は引き分けに終わった、とかくっだらないことならスラスラと流れるように出て来るのだが。ジョンレノンは思考は滑らかにペーパーカップに流れ込む、と歌ったけど僕のくだらない記憶も実はそんなニュアンスで自分では捉えてるのです。あぁ、なに書いてんのか自分でもわかんねーぞ。まぁ、そろそろ寝るぞ。夜は短いのだ。
93年の7月10日、つまり今日。｢DUG OUT｣の発売日でした。20歳の僕は今度のアルバムは本当にいいアルバムだなぁ、と思いました。あれからちょうど丸12年。今日も聴きましたがやっぱりいいアルバムだなぁ、と思いました。年をとろう、風のように軽やかに、だぜ。
