コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

You're gonna pay for all the lies you told me

キンクスのCDを一枚買って帰宅。今日も寒くてひどく疲れた一日だった。雨の日にキンクスの歌はよくハマる。何故だろう、なんていつも考える。

人生ゲームBBというのが出ているらしい。かなりやってみたい。
いいオトナになっても、たまにこういう子供な遊びをしたくなる。タチの悪いことに「酒飲みながらやりてぇなぁ」などと必ず思ってしまう。酒飲んで人生ゲームやったら面白いだろうなぁ。30ぐらいの歳になったから結構洒落にならねぇなぁ。貧乏農場行きになったら大変だよな。現実がもはや貧乏農場以下だというのにさ。

昔、学生のころはそんな馬鹿なことを結構していた。91年の大晦日、先輩の阿部さんの家で人生ゲームをしながら年越ししよう、となった。実にくだらないが結構人は集まった。深夜4時ごろ家に帰ることになり、アパートの階段を降りようとしたら、氷ですべり尻餅。そのままケツで下の段まで漫画みたいに一段一段ダンダンダンと落ちてしまった(伝わるか?)。実に恥ずかしい笑える瞬間だった。目撃していたのはニッシーただ一人。当然大笑い。今までで最悪の年明けだった。

最悪なのはまだ続いた。家に帰って寝ていると、10時頃に電話が鳴って無理矢理起こされた。藤田君だった。近くの高松の池という所で新春から尺八を吹こうという。当然恥ずかしいので断った。が、無駄だった。1時間後、桑原さんを加えた私達は、散歩している人がたくさんいる池のほとりで、尺八合奏をしていた。穴があったら入りたかった。故郷の両親に申し訳無い気持ちで一杯だった(これは少しウソ)。藤田君と桑原さんは意気揚揚と吹きまくる。この人達には羞恥心というものが無いのだろうか?18歳の私には心から不思議だった。
結局1時間ほどセッションは続いた。外は−3度くらいだがキレイに晴れ渡っていた。吐く息は白く、少しの爽快感と莫大な恥ずかしさがそこにあった。私の92年はこうやって始まったわけだ。

とんでもない年になってしまったわけだが…。