コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

まぼろしの世界

午前中仕事して、そのあと病院行ったり髪切りに行ったりスニーカー買ったりして。どうしても気になってわざわざ漫画喫茶に行って「マラソンマン」読破してきたり、とそんな休日。まぁ休日でもないか。

フォーラムで「Doors〜まぼろしの世界」を観る。レイトショーという事で客は6人。最前列で20代前半と思われる若い女の子が一人で観てたのが気になった。あの若さでドアーズとかすごい。なんとなく観てしまったのかそれとも大ファンなのかは知らんけど、とにかく偉いぞ。
まぁ映画としては忠実なドキュメンタリー。ドアーズの歴史を押さえました!という感じ。よくまとまってるなぁ、と。それなりに楽しめた感じ。ただ、未発表映像とか結構使われてるようで新鮮ではあったね。それにしてもレイ・マンザレクのオルガンは素晴らしい。ロビー・クリーガーのスライドやジョン・デンズモアのドラムと合わさると最高に扇情的だ。魅力的にもほどがある。60年代で音はチープなはずなのにこの感じは現代のバンドにはないなぁ。むしろジム・モリスンが僕には重すぎる。彼の表現する詞世界は僕には重すぎて持て余してしまう。もちろんバンドの3人と彼の声は非常にマッチしているので、ドアーズはとても好きなバンドではあるんですけどね。
最初に買ったドアーズのアルバムが、名盤の誉れ高いセカンドであったのは実に幸運でしたよ。ドアーズはファーストかセカンドから買いましょうね!

しかし12月の週末だというのに街には全く人がいなかった。もう駄目だな、八戸。飲みに来る人が20年前の5分の1くらいだわ。飲み屋の数は増えてんのに。あり得ねー。たまたまものすごい突風の夜で、寒さがいっそう厳しく感じられたよ。今年初めてコートを着たよ。何とか厚手のパーカーで凌いでいたんだけどねぇ。もうすぐ雪も積もるか。そこらではやたらとジョンの「Happy X'mas」ばっかり流れるし。戦争、なくならないね。なかなか。