コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

もう充分に速いはずだが

エルビス・プレスリーの命日というよりは、ウチのお袋の誕生日。

暑けりゃ暑いと文句を言うが、こう二日続いて雨模様で寒いってのも不満がある。仕方がないので今日も部屋で読書など。久しぶりにふと「逃げろ、ボクサー」が読みたくなり本棚をひっくり返して読む。若い頃、山際先生の本が好きで結構読んだなー。熱血よりちょっとズレた人のスポーツの話が新鮮だった。短編集「スローカーブをもう一球」に収められている「ザ・シティボクサー」とかその最たるものだった。「逃げろ、ボクサー」の大橋克行もそうだけど、「シティボクサー」の春日井健も打たれることを極端に嫌うドライな気質。僕の記憶の中でも80年代前半の世ははそういう気質が違和感なく受け取られていた時代だった。80年代末〜90年代初期を生きた若者の僕等世代とは少し違う。
「逃げろ、ボクサー」の最後の一行、

デニーズに行けば、何だってある

は妙に忘れられない。余談だが、この2014年に至ってもワタシの町には「なんだってあるデニーズ」はない。

そういやすっかり書きそびれていたのだが、ロビン・ウィリアムズさんがお亡くなりになられたのは結構ショックだった。ワタシはそんなに映画は観てないほうだけど、若い頃に観た「今を生きる」はかなり思い出深い映画だ。稀代の名優のご冥福を祈ります。

昨日は酷い試合だったので、今日こそ快勝頼むよ、ホークス。昨日、攝津が負傷で10球ほどで降板ってのは実に想定外だったが、その後のエラー連発の緩みっぷりが納得いかなかった。ああいうときこそガッツ見せてくれよ。