コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

番長、帰ってきて

今日って日はなんて寒かったのだろう。大久保のほうに納品に行ってクルマが滑る。帰って来れないかと思ったぜ。今の仕事についてから、やたらと路面状況やちょっとした道路の勾配に気を配るようになった。

ちょっとずつ馬場の本、読んでますよ。バディ・ロジャースのことがやたらと詳しく書いてある。面白い。ただ50ページくらいで毎日疲れて眠くなってしまうのは年齢のなせる業なのか。

関口さんのご協力で、やっと年末の井上の世界戦を見ることが出来た。うーん、ナルバエスをあそこまで圧倒してしまうなんて、日本人ボクサーも進化してきているのだな。80年代や90年代なんて、チャンピオンになれたとしても世界的強豪にはまるで歯が立たないのが当たり前だったのに。スーパーフライが適正階級なのか、カラダの切れが素晴らしかった。今回も香川照之さん大絶叫だったけど、テレビ局側が香川さんのマイクの音量を絞っていたのか、あまりガンガン響いてはこなかった。まぁワタシは結構ボクシングを見てる人なせいか、香川さんのボクシングへの偏執的な愛情は嫌いではないのだが、あれは一般視聴者にはキツイのかも知れない……。

ワタシが興味を持ち始めた90年代、本当のトップボクサーと対戦することすら日本人には夢だった。例えば川島郭志なんて最高のディフェンスマスターで大好きだったんだけど、チャンピオンだった頃、ランキング二位に若かりし頃のマルコ・アントニオ・バレラがいたりした。やってほしかったなー。日本人じゃないけどユーリ・アルバチャコフなんてカルバハルやロペスとやってもいい勝負になったはずだったのになぁ。