コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

技かけろよ!返せよ!

小滝くんに新日本プロレスに連れてってもらいました。今の新日はカネ払って見ようとはとても思えないので、ゴッチャンでした。

まぁ、内容は……。厳しいねぇ、新日。

そんな中、本当に一部というか僕の周りではわずか一名のみが盛り上がっているGBH(グレート・バッシュ・ヒール)軍をついに生で見ました。天山がいないので越中真壁矢野というメンバー。石井が旗振ってたように見えたけど、長州の下から離れたのかな?越中さんもう動きがロートルみたいです。対する御大長州は地方興行のためかほとんど出番なく若手に試合を任せています。ヒールなのに相手の若手二人に捕まりまくる越中さん。……厳しいなぁ、この軍団。しかし最後だけは祭りだワッショイパワーボムで持っていく越中さん。君のために必死で越中に声援送っておいたよ。感謝したまえ。

そういや第一試合はエル・サムライが軽量の外人若手にピンフォールで負けてるよ。シングルなのに。ここまで落ちぶれているのか。
さらにメインは棚橋、永田VS中邑、トムコといういかにもトムコがやられるのがミエミエの試合だったのですが、一番体に説得力あるのがトムコ。どうやればトムコを押さえるシナリオを作れるのか、と小滝くんに尋ねるとこれはもう締め技しかない、というお答え。確かにそうだね、とそのまま見てたらなんとフライングボデイプレスでピンという説得力皆無の幕切れ。二人で「エー」ってなもんです。

そんな中、近くのお客さんで一人必死で永田に声援を送る若者がいました。やたらとパートナーの棚橋には厳しく、棚橋が捕まると「返せよ!」チョップで攻めてるのに「技かけろよ!」。なのに永田にはやさしい声援。見れば立ち上がり声を枯らして応援している。開始5分しか経ってないのに「ナガタロック!」……早すぎです。
途中からその客に視線釘付けの僕ら二人。小滝くんに至ってはその客の写真を取りまくっている。なんか知らんが涙が出るほど笑って帰りました。なんだい、意外と楽しかったじゃないか、新日本プロレス