はみ出し者たちの遠い夏の伝説が
廃車置場で錆ついてらぁ
灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて
あなたに会いに行けたらなぁ
思い出す 月明かりに濡れた
人気のない操車場で
それぞれの痛みを抱いたまま
僕等必死で分かり合おうとしてた
歯軋りをしながら
あなたの言葉がまるで旋律のように
頭の中で鳴っている
TOO MUCH PAIN
詰め込まれてきたね意味のないガラクタだけ
情熱を感傷に置き換え
思い出に寄りかかるあなたを見たくはないよ
うちのめされた横顔を
忘れない あなたの白い肩
触れたらもう 崩れそうな
今だけさ 明日はわからない
そして風が言葉もなく吹き抜けた
僕等の手の中を
あなたの唇 動くスローモーションで
僕は耳を塞いでる
TOO MUCH PAIN
もう一度 まだ間に合うはずさ
まだ今なら遅くない
もう二度と 戻ることはないよ
僕はまた一歩踏み出そうとしてる
少し怖いけれど
あなたの言葉は遠くもう聞き取れない
何かがはじけ 飛び散った
TOO MUCH PAIN
〜TOO MUCH PAIN〜
詞・曲 真島昌利
この曲をはじめて聴いた10代の頃と変わらず、30過ぎた今でもこの曲を聴くと心臓を掴まれたような気持ちになるのです。