コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

TOO MUCH PAIN

はみ出し者たちの遠い夏の伝説が
廃車置場で錆ついてらぁ
灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて
あなたに会いに行けたらなぁ
思い出す 月明かりに濡れた
人気のない操車場で
それぞれの痛みを抱いたまま
僕等必死で分かり合おうとしてた
歯軋りをしながら
あなたの言葉がまるで旋律のように
頭の中で鳴っている
TOO MUCH PAIN

詰め込まれてきたね意味のないガラクタだけ
情熱を感傷に置き換え
思い出に寄りかかるあなたを見たくはないよ
うちのめされた横顔を
忘れない あなたの白い肩
触れたらもう 崩れそうな
今だけさ 明日はわからない
そして風が言葉もなく吹き抜けた
僕等の手の中を
あなたの唇 動くスローモーションで
僕は耳を塞いでる
TOO MUCH PAIN

もう一度 まだ間に合うはずさ
まだ今なら遅くない
もう二度と 戻ることはないよ
僕はまた一歩踏み出そうとしてる
少し怖いけれど
あなたの言葉は遠くもう聞き取れない
何かがはじけ 飛び散った
TOO MUCH PAIN

〜TOO MUCH PAIN〜
詞・曲 真島昌利

この曲をはじめて聴いた10代の頃と変わらず、30過ぎた今でもこの曲を聴くと心臓を掴まれたような気持ちになるのです。