コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

僕のビートとニンジンはどこだ…

いやぁ、疲れた。休みだったのだがフルに働いて結局10時半まで仕事してた。まぁ、それでも今度の日曜日、お叱りを受けに青森まで行ってこなくてはならない。あぁ、たまんねーっての。

書くことがないので、何かを思い出そうと目を閉じる。断片的にいろんなことを思い出す。盛岡駅の前のベンチに座って友達を待ってるとき、鳩が僕のジーンズにまとわりついて離れなかったこと。駅からのバスに乗ってアパートに帰ろうと思った夜、本宮さんと話した他愛もないこと。山形に受験に行くときに、仙山線でビールを飲みながら車窓から眺めた雪景色。北山崎の階段を下まで降りてしまって、登るのに僕だけ死にそうになったこと。青森のアパートを引き払って、車の後部座席にぎゅうぎゅうに家財道具を詰め込んで帰ってきたこと。繁華街からタクシーに乗ったら、金を少ししか持ってないことに気がつき、そこから無理矢理運転手と仲良くなって有り金で勘弁してもらったこと。初めて内カギをしてしまって必死で助けを求めた夜のこと。三日町で酒を飲んで、家までふらふらしながら2時間以上かけて歩いて帰ったこと。腰を痛めてしまって立っても座っても寝転んでも激痛で悶絶したこと。初めてプロ野球を生で見たときのこと。…………。32年目の僕の人生はもう始まってしまっている。