コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ささやかな思い出のお話

日ハム3タテは決定的だろう。まだ9回なんだけどね。5点差以上ついたから逆転はありえまいて。しかし近鉄がここまで喰らいついてくるとは・・・。ロッテとオリックスに期待するしかないんだけどねぇ。

今日ふと思ったこと。僕らが高校生のときにRCサクセションが「COVERS」というアルバムを出して発禁になったりなんかしちゃって世間を騒がせたことがありました。僕も確か当時新聞で発売中止の広告を読んだ気がしました。(たしか、「RCサクセションの新作は素晴らしすぎて発売することが出来ません」とかデカデカと書いていた)
で、これってなかなか今の世の中では起こりにくいことだなぁ、と。規制自体が緩んでる今の世の中。アイロニーに富んだ企業側の切り返しも今の感覚では無理っぽいね。これって結構面白いことだったなぁ。

でも、実はもっと重要に思えるのは、このアルバムによって僕の洋楽への入り口が少しだけ開かれたことかな(笑)。このアルバムでのSTONESのカバーのおかげで「PAINT IT BLACK」を知ることが出来たし、「風に吹かれて」とか「サントワ・マ・ミー」もこのアルバムで覚えました。これの次に出た「コブラの悩み」というアルバムでは、ビートルズの「HELP!」のカバーも聴けました。
結構今の自分の根本にあるアルバムだったなぁってしみじみ思いました。これは本当はロックの欄で書こうと思ったんだけど、俺「COVERS」持ってないんだよね(笑)。あ、テープはあるんだけどね。

今でも忘れられないのは、受験勉強のふりして八戸市の図書館に通っていた頃、レコードが聴けるコーナーでいろんなのを聴いて時間をただすごしていたこと。ビートルズの「ABBEY ROAD」やTHE WHOの「LIVE AT LEEDS」なんかの名盤を聴きあさっている中で、あるビートルズのカバー集の中に入っていた清志朗とチャボの歌う「DON'T LET ME DOWN」のカバー。ホントにせつなくって悲しくって素晴らしいカバーだった(と記憶しています)。時間は夕暮れ時で、なんか泣きそうなぐらいグッときたのを覚えています。
これはおそらくCDはなっていないため、あれから一度も耳にすることが出来ていません。もう一度あのテイクを聴いてみたいなぁ。思い出として自分の中で美化されすぎているのかもしれないけれど、聴いてみたい・・・。