コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

枯葉と雨に

さて、みちプロ20周年興行を見に行ってきたよ。岩手県営体育館。今回の同行はみわちゃんのみ。ここにも何度来たことだろう。お客さんもそこそこ埋まっていい興行だった。

デルフィンがバラモン兄弟のボウリング攻撃を食らったり、FUNAKIが南野たけしにとられたりと、やはり時代の流ればかりを感じさせられる一日。メインはサスケ人生VSハヤト拳王。おそらくはサスケが取られるんだろうと予想していたのだが、サスケがまだ全く試合できる状況ではなく、ほとんど人生が一人で二人の攻撃を受けきっていた。ハヤトも拳王も人生が育ててきた選手。二人の成長を確かめるかのように人生は技を受けまくっていた。もちろん、持てる力を振り絞って攻めた。しかし、1対2ではいかんともしがたく、二人の波状攻撃からついに人生は陥落した。人生が自分の団体でここまで厳しい戦いを強いられたのはちょっと記憶にない。サスケはほとんど何も出来なかったが、一発だけ、本当に一発だけ綺麗なケブラーダを出した。あれがサスケだよ。今出来る全力だったのだろう。もしかしたらサスケのケブラーダはこれが最後かもしれない。そんなことを考えてしまった。

数年前はまだまだみちプロ創世記のレスラーを支持する声ばかりだったのだが、今日は全くの五分になっていることに気が付いた。観客席でも時代は流れているのだ。旗揚げ時20歳だったワタシも40だものな。同世代の客もずいぶん少なくなった。それに気が付いた時、さすがにサスケにはもう背負わせるべきではないんだろうと思った。あれだけ動けなくても、まだまだ僕らはサスケに期待してしまう。やはり一番見たいレスラーはサスケだったりする。でも、もう最前線で戦うのは拳王やハヤトでなくてはいけないんだろうと自然に思えた。だからこそ今日の拳王の他団体に打って出る宣言は歓迎したい。かつて、サスケや人生が他団体で一躍みちプロの素晴らしさを伝えたように、拳王やハヤトにもその役割を期待したい。僕が愛しているみちのくプロレスは日本一のローカル団体であるが、それにとどまらないもっともっと魅力がある団体だということを世間に証明して欲しいのだ。特に拳王はそれが出来る選手だと思っている。今後に期待したい。
もちろんサスケや人生にもまだまだ頑張ってもらわなくては困る。宇宙大戦争も楽しみにしているしね。
最後、二人が並んで四方に礼をしている姿こそ、これまでのみちのく20周年を象徴する姿だったのだと思うのだ。ひと区切り終えて、みちのくプロレスはまだまだ存続してくれるだろうと信じている。また行くよ。

花ははやてからのみ。もっとみんな花くらい贈ってくれてもいいのにな。

道中食べたご当地ソフト。春みどりソフト。キャベツ。そこそこの美味しさ。

そういや、今日すき屋でカレー食って会計するとき、おつりをもらう手が若い女の店員にちょっと触れたのよ。そしたらそいつ、いきなり消毒アルコールで手を消毒しやがった。失礼だろ!見てないとこでやれよ。蹴り殺すぞオラァ!