コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

いつかみた夢のように

昨年に続き、自粛自粛で何にもなかった2021年が終わる。あまりにも何もなくて、オリンピックが今年だったかどうか素で忘れてしまっていた。それくらい日常だけで過ごしている。非日常が何もない。今年もみちプロも野球も一回も観戦できなかった。クロマニヨンズもツアーが休み。年明けから始まるが以前のようにライブハウスでは出来ないようだ。以前の状況がありがたかったのか、それとも今が異常なのかわからなくなってしまっている。

 

ワタシはマスクが苦手だった。メガネは曇るし息苦しいし。しかし今では嫌でもつけなくてはいけない。マスク反対派やワクチン反対派の人のことは気にはかかるがどうでもいいことで。ワタシは自分の選択でマスクをつけワクチンを打った。そもそもワタシは健康な人ではないのだ。かかったらマジで命にかかわる。

 

コロナのおかげでオリンピックがいかにカネにまみれたものなのか世界に知らしめたのはよかったのかもしれない。競技者が精一杯やることとオリンピック自体の是非は関係ないものだ。仕事をこなすことに文句言われたらたまんねぇだろうな。やるとなったらやるよ、仕事だもん。当たり前の話だ。

 

今は世界の明らかな転換期だと思う。悪い意味での個人主義がもてはやされるようになり、そして声のデカいやつの主張ばかりが通るようになってきた。好みでない。ワタシなんてあと生きてせいぜい数十年だろう。それなのにワタシより寿命の短そうなやつが悪あがきするのはなぜなのだ。欲とカネにまみれ足るを知らず。勝手にやってくれる分にはいいが、こっちの生活までみじめなものにしないでくれよ。俺たちは別に分のよさなど願わない、笑って死んでいければいいだけなのに。そのために日常を費やしたいだけなのに。

 

話を変えよう。

 

今年一番のニュースといえばやはり長谷川勇也選手の引退だ。彼のおかげで十数年、ホークスの応援が実に楽しかった。これからはいい選手をたくさん育てて欲しい。来期からは一歩引いてホークスの応援を気楽に楽しむだろう。夏はホークスの結果で一喜一憂し、冬は渋谷ABEMASの応援をして一年を過ごす。ワタシはきっとそうやって来年を過ごすだろう。そこにイカしたロックンロールとサスケの狂ったプロレスが足されればきっと来年も何とか楽しめるだろう。嫌な世の中になった。でも楽しくやろう。

 

皆様今年もたくさんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

追伸

昨日のGLEAT。MUSASHIとカズハヤシのタイトルマッチは胸が熱くなったね。昔から見てるファンとしては。ヤングボーイだった頃の獅龍を思い出さずにはいられなかった。今や獅龍=カズハヤシとすぐにわかる人も少なくなったかな。


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