そして僕や君や彼等の為
昨晩は会社を辞めてった二人のために簡単な送別会を開いて飲んでました。穴埋めに来てくれている二人の歓迎会も含め。ウチの会社はいつだって送別会も餞別もない。辞めていった人たちはみんなよく頑張ってくれていた。それを足蹴にするような人たちが会社に残ってしまっているのだろう。結局ワタシはいつもささやかながら個人的に送り出すことにしている。もしかしたらワタシの完全な自己満足なのかもしれないが、何もせずにはいられないのだ。
もうなかなか会うこともないだろうが、偶然町で出会ったときに、お互いいい人生を送れていればそれでいい。また会おう。
雪が降らなかったおかげで何とか出社して仕事も出来たが、やはり太陽が昇る前に出勤というのは飲んだ次の日はつらいものだ。いろいろやりきれない気持ちも残りつつの仕事が続いてはいるが、そういう感情を飲み込むことができる年齢にはなっている。ワタシが若かった頃、ものすごく嫌いだったあのクソッタレな大人に今の自分はなっていないだろうか。いつも自問自答している。即答は出来ない。
20年前の自分はきっと今のワタシを見て笑うだろうが、それでもきっと軽蔑はしないはずだ。それならいいじゃないか。