コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

(花形満言う所の)白い血で染まるバレンタインデー

オリンピックなんて興味ないよ、という顔をしていても結構見てしまう。若い頃とはこういうところが一番変わったよ。上村愛子さん、惜しかったね。でも、最後の二人の滑り、カッコよかったもんなぁ。あれじゃ仕方ないね。

「捨て曲」って表現が大嫌いだ。いわゆるあんまりよくない曲のことをそう言うらしい。アマゾンとかで素人さんがたくさんレビューを書く時代でさ、2,3回聴いたくらいで平気でそういうこと書いてネット上にさらしちゃう。ただの言葉の使い方なんだけどさ、ミュージシャンにとって「捨て」って言える曲はレコードにはならないよ。心血注いで作って世に出してるんだからさぁ。聴き手が「好き」だとか「好きじゃない」って表現はありだし、名曲だと思ったりそうじゃないって思ったりとかはいいと思う。ミュージックは嗜好品である側面もあるからね。でも、「捨て曲」っていう表現はあまりにも愛情がなさすぎるんじゃないかと思ってね。とても嫌いだ。
アマゾンのCDレビューちょっと見てみなよ。そこら辺のガキが、
”このアルバムは「捨て曲」なしです!”
って平気で書いてるからさ。お前の言う捨て曲ってなんなのさ、と毒づきたくなる私も相当子供だけどね。「捨て曲」とかって単語を何の抵抗もなく使える人間は、本当のMUSIC LOVERSじゃないと信じたいね、俺は。

こういう言葉尻をとらえるのは心が狭いんじゃないかって自分でも思うけどね。まぁ、いいじゃないの。偏屈オヤジの戯言ですよ。日本語にこだわりを持つのはいいことですよ。ちっ、うっせーな。反省してまーす、ってことですよ。