コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

ロケットマン

闇が立ちこめ 星に灯がともり
それぞれにまたたく
そんな夜は いつもそうさ ぼくは泣く
君の影を追いかけて走る

いつからだろう こんな気持ち 理由もなく
わからないのは きっとぼくはロケットマン
どこかの星から来た男

あーあー ボクはロケットマン
見知らぬ街を さまよい続ける男
あーあー そうさロケットマン
夢の軌道をはずれ 飛び出した男
あー ロケットマン

言葉は枯れて 想いは錆びついて
気持ちもつうじない
君とボク そしてすべて きっとボクは
どこか遠い星から 転げ落ちた男

だからこのまま サヨナラを言おう 
何も知らず ロケットに詰め込まれた ライカ犬のように
ひとりぼっち
誰も知らない世界へ

あーあー ボクはロケットマン
君の記憶を駆け抜けた男
あーあー そうさロケットマン
時間の渦に巻き込まれ 揺れる男
あー ロケットマン

チュルルル…… 流れ星のように
ボクは消えるよ ロケットマン
チュルルル…… 絶望に向かって
飛んでいくよ ロケットマン
落ちてゆくよ ロケットマン
音よりもずっと速く 光よりもまっすぐに
ロケット……

あーあー ボクはロケットマン
見知らぬ街を さまよい続ける男
あーあー そうさロケットマン
夢の軌道をはずれ 飛び出した男
あー ロケットマン

あーあー ボクはロケットマン
君の記憶を駆け抜けた男
あーあー そうさロケットマン
時間の渦に巻き込まれ 揺れる男
ロケットマン そうロケット

The collectorsロケットマン
詞 加藤ひさし

レイ・ブラッドベリの同名短編を歌ったと思われる曲。僕の永遠の愛聴盤である「PICTURESQUE COLLECTORS’LAND」のラストを飾る最高のナンバーです。あの頃から最高の音楽を作り続けているコレクターズがここまで売れないとは思わなかったけど、いまだ活躍し続けてるとも思わなかったな。