コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

本当のボクシング

昨日の亀田はあいも変わらず酷い見世物だった。勝つ気がなくてまともなコンディションすら作ってこない噛ませを相手にいくら吼えられてもしらける一方だっての。あれで本当にポンサクとやるんか?無理だろ!

ところで今日、WBCミニマム級のタイトルマッチが後楽園ホールで行われています。日本で頑張るタイ人のチャンピオンイーグル京和が、ミニマム最強と呼び声も高いフィリピン人ロデル・マヨールの挑戦を受けるのです。昨日のあの茶番とは比べ物にならないほどの技術の応酬がなされることでしょう。本当のボクシングとはこういうものなのです。一級の技術を持ったもの同士が一級のガッツをぶつけ合う。これがボクシングの世界戦なのです。断じて昨日のような、片方がアルバイト感覚でリングに上がる茶番はボクシングとはいわないのです。

それなのにこの真の世界戦は生中継もなくひっそりと夜に録画放送(関東のみ)。挙句CS放送ですら夜中の放送です。会場はマニアしか集わない後楽園ホール。昨日の茶番(ボクシングなんていいたくない)は、ゴールデンであんなにデカイ会場でやる。タイソンや具志堅も知らないような有名人やにわかギャルがキャーキャー騒ぐだけでまともに試合を見ようともしてない。如何に日本人の意識レベルが低いか恥をさらしてるようなもんです。ボクシングか完全にこの国では冒涜されています。でも、こんなものでも利用してとにかくボクシング界全体の人気が底上げされていかなくてはなぁ……。世界チャンピオンになったら豪邸のひとつやふたつポーンと建てられる位の金が入ってくるようになっていかないとなぁ。