コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

コイツならとオイラ目を付けた

懇意にしていただいている取引先の社長が、ヤフオクで腕時計を誤って落としてしまって困っていたので、ちょうど腕時計を欲しかった私がそれを買い取ることになった。はめてみるとピッタリで、なんとなく呼ばれてる気がしたもので。まぁ、ただのファッション時計なので数千円を払った。で、うちに帰ってからその時計の相場を調べてみたら、まずまず買った金額くらいで取引されてる。こんなもんかなと思ってさらにいろいろサイトを見てまわったのだが、どうも定価は11万円以上と記述されている。どこも。おかしくねーか、この業界。販売相場が定価の10分の1以下の商品なんて他の業界にはないぞ。はじめはバッタもんか偽物かと疑ったのだが、どこの時計屋のサイトを見ても似たようなもので、どうもそれが常識らしい。俺の業界も10分の1の価格で売りたいもんだぜ。

最近本屋で名画DVDが500円で売ってる。で、私もカーク・ダグラス主演による<a href="http://www.meiga-500.com/catalog/product_info.php?products_id=120">「チャンピオン」</a>を買って観た。まぁ、古きよき映画という感じ。昔はボクシングシーンはこのくらいでも許されたのだろう。いい機会だから他にもいろいろ買って観てみることにする。名画ってどうしても後回しになっちまうものな。

それで思い出したのだが、アジアが世界に誇るボクサーであるマニーパッキアオというフィリピン選手がエリック・モラレスというメキシコのトップボクサーを痛烈にKOした。本場アメリカに単身乗り込み、世界のトップボクサーを次々となぎ倒してるパッキアオがまたやってくれたわけだ。アジア人は彼のことをもっともっと誇っていい。松井とかなんかより断然上の偉業を達成しているのですよ。母国フィリピンでは国中がテレビに釘付けになり、勝利の瞬間はもう大変な騒ぎだったとか。大統領はすかさずパッキアオの携帯に祝福の電話をかけてるし。国ではそれこそ大統領より有名なスーパースターなのです。日本にもこういったスーパースターがいつか出てきて欲しい。亀田みたいなまがい物じゃなくてな。それこそアメリカに乗り込んでいってやるくらいの選手は出ないのだろうか。