まぁ給料も入った、ということで前々から欲しかったんだが、ちょっと高いので踏ん切りがつかなかった「The beach boys HAWTHORNE CA」を買う。早い話がビーチボーイズ版アンソロジーみたいなやつで、聴いたことない未発表テイクがたくさん入ってる、という代物だ。こないだのフーみたいに、どうしてもすぐ欲しい今聴きたいはやくしてくれギャー、というほど欲しいもんでもなかったんだが。
ビーチボーイズの中期にあたる部分(なのかなぁ)が本当に好きだ。まぁ僕はよく言うんですけど、以前ドラマの主題歌に使われたこともある「Good vibrations」は、ポップ史上最も手が込んで最も練られた曲と言っても過言じゃないと思うんですが。ブライアンウィルソンは本当の天才だよなぁ。天才だからあんなにボロボロになったのかもね。
一時期、ビーチボーイズ最高のアルバムといわれる「Pet sounds」にどっぷりどころじゃなくはまり込んだときがあった。もう毎日毎日とにかくCDを廻し続けた。正直L、レコードを買ってきたときは凄さがまったく解らなかったんですが。程なく、こいつはもしかしてすげぇんじゃねぇか、とはたと気づきまして。ウォークマンで聴いて、家に帰ってきてから寝るまで聴いて、なんて感じになっちゃって。そして誰彼なくビーチボーイズのの良さを説きまくったりしたもんです。ほとんど効果はなかったが(笑)。もうとにかく見事に構築された世界で。打ちのめされまくったというか。
今でも、「Pet sounds」あたりのアルバムは本当に良く聴きます。ロック欄でも紹介している「friends」なんかはまさに早過ぎた名盤。フリッパーズギターとかピチカートファイブとかあの辺のお洒落でなおかつ刺激的な音楽が好きな人なら一発で持ってかれるんじゃないかな?このころのビーチボーイズこそ珠玉のポップ!
仕事帰りにまた映画にでも行こうかと思ったが軽い頭痛のため今日はヤメ。あと二本。頑張ります。明日はきっとハイロウズの新譜が買える日でしょう。今回は名盤の予感大!震えて待つぜ!