コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

宮田戦を流した時が今思えば終わりの瞬間だった

「はじめの一歩」を読むのをやめて結構経つのだが、今日ネットで一歩がドランカー確定になってしまったという記事を見てしまった。かなり迷走しているらしい。大学の卒業式の日までマガジンを小脇に抱えていたワタシとしては……なんかやりきれない。作者の森川ジョージちばてつや先生のあしたのジョーに心酔しているのはわかるが、ジョーと一歩は全く違うタイプの主人公だろう。これからジョーのように文学的な含みを持たせていこうとしてるんだろうが、そんなものは一歩には求められていないことを作者は知るべきだろう。作者のやりたいようにやるのが本来一番なんだろうが、あまりにも読者を置き去りにした上に明らかに伝わってくるブレ。ワタシの世代でやりきれない読感を持つファンは山のようにいるだろう。もう手遅れだろうが、せめてまだ読んでるファンを最後は納得させてほしい。かつてのファンはそう思うのよ。

 

話は全く変わるのだが、先日の麻雀最強戦2017の予選。多井隆晴プロはあまりにも神がかっていてなんか知らんが感動してしまった。四人全員微差の南三局、親の森下プロの7700に飛び込んでしまった多井プロ。親番はもうなく、逆転の芽はほとんどないだろうと思われた状況から、まさかのメンチンを森下プロに直撃!大声出ちゃったよ。勝ち上がりにほとんど手がかかっていた森下プロの心中如何ばかりか。多井プロはやはり麻雀に愛された男なのか。人気があるわけだ。