僕を抱えて吹き飛ばしてよ できれば南の方へ

今日はついに7枚目「DUG OUT」を聴きます。今回のアナログ化で一番楽しみにしてた盤です。昔、このアルバムがアナログであるならば10万出しても欲しいって言ったことがあります。それくらいこのアルバムはワタシには大切なのです。ヒロトの声もくっきり聴こえるぜ!今回のアナログ化は歴史的にもとても意義のあることだと思います。

 

このアルバムは最高でしたよ。93年7月9日(フラゲ)。その日の思い出はこの日記でしつこく書いてるので今回は割愛するけど、まぁ初めて聴いた時から今まで20数年?ずっとトリコですよ。前の「STICK OUT」のツアーに行って、すぐまたこのアルバムのツアーに行ったよ。まぁ、「STICK OUT」と「DUG OUT」は二枚で一組みたいなもんだからね。この二枚の素晴らしい曲が、ライブではたった2年弱しか演奏されなかったという事実は非常に残念であるよ。凸凹ツアーは二回行ったね。遠野と花巻。今でも覚えてる。「手紙」の幻想的な雰囲気や天井から吊るされたスケベイス。ミラーボールがとてもキレイでね。そして月の爆撃機~1000のバイオリンの頭がおかしくなりそうな興奮。二回とも素晴らしいライブだった。あのツアーを見られたことがちょっとした自慢でもあるね。あの時、間違いなく僕は最高に幸福だった。

 


パーティー / THE BLUE HEARTS / LIVE

 

そして、ブルーハーツは解散した。PKOツアーからわずか2年弱。たったの2年弱で大きく燃え上がり、そして消えてしまった。

いつでもまっすぐ歩けるか

今日もそれなりに暑かったですねぇ。ライザップのアイスとか見つけたので食べました。意外と美味しかったけど、硬くて……。あずきバーかと思いましたよ。

 

さて、今日は6枚目「STICK OUT」を聴きましたよ。流石の名盤!音も少し良くなってたね。このアルバム唯一の不満は音が綺麗すぎる事なんだけど、ちょっとは解消されてた。ファーストくらいの音で作ってほしかったなぁ。

このアルバムと次のアルバムはとんでもなく思い入れがあるんですよ。ブルーハーツで一番いいアルバムはどれ?って聞かれるとちょっと困っちゃうけど、一番聴いたのは?って聞かれたらこれと次のアルバムを迷いなく答えられるね。もしかして持ってる全アルバムでも一番かもしれない。他に思い付くのがビートルズホワイトアルバムくらいしかないや。

前作でちょっとブルーハーツがダメになってしまったかもなぁ……と思ってたんだよね。そしたら彼らは突然妙なツアーをやり始めた。PKOツアーってタイトルで小さな町村を回り始めたのよ。県庁所在地は外して普段絶対行かなかったようなとこばかり。岩手では釜石!遠いよ。テストの都合もあって行けなかったんだけど、これは後々死ぬほど後悔したね。聞こえてくる噂では、誰も知らない新曲をメインにとにかく速い曲のみで押し切るらしいと。ステージセットも何もなく白い電灯だけだと。すげーゾクゾクすんじゃん!思えば、今のクロマニヨンズの原型みたいなステージだね。でも、当時そんな馬鹿なことをしてるメジャーバンドは日本にはなかったんだよ。

そしてそんなツアーも終わり、このアルバムが出たんだ。前にも書いたけど、盛岡駅新星堂でCDを買い地下のハンバーガー屋で歌詞カードだけ先に読んだんだよね。歌詞読んだだけなのに、今度のアルバムはすごいぜ!って震えたんだよ。急いでバイトを終えて部屋に帰ってCDをセット。もうそれからしばらくはこのアルバムばっかり聴き続けたね。死んでしまったかもと思ったブルーハーツが完全に蘇った!どこに行くにもヘッドフォンステレオで延々とこのアルバムのテープを回し続けたよ。個人的にこの頃はいろいろといい状態ではなくてね、延々とこのアルバムを聴くことで自分を何とか支えていた感もあります。

やっぱりこのアルバムは今思い返しても後期ブルーハーツの代表作。次の「DUGOUT」もね。月の爆撃機~1000のバイオリンの流れなんてブルーハーツ史上に残る素晴らしさ。これが俺の好きなロックンロールなんだ!

やっぱりこれ。


ブルーハーツ / 1000のバイオリン (1993.8.7)

君に見えるか 小さな単気筒

大雨、土砂降りのこの土日。大変でしたね。麻雀、ボウリングとも最悪の出来。こんな週もあります。ホロンバイルで食べたソフトクリームだけが俺を慰めるのだ。

 

今日は5枚目「HIGH KICKS」を聴く。音は良くなってるねぇ。でも、このアルバムに関しては、ワタシはちょっと語るべきことがないんだ。まぁ、あまり好きじゃない。いわくつきのアルバム「PAN」よりも聴いてないと思う。ネットを見るとこのアルバムが一番好き、なんて人もたくさんいるから、個人的な嗜好の違いかなとも思うのだけど。

このアルバムは大学一年の時新譜で買ったな。ファンクラブにも入会済みで、ライブツアーにも行ったよ。岩手県民会館。彼らをライブで見るのは2回目、そりゃあ興奮したんだけど……。正直、その後はほとんど聴かないアルバムだったな。

「TOO MUCH PAIN」は初期から演奏してる曲で歴史の中でも指折りの名曲だけど、それ以外の曲で気に入ってるのは数曲しかない。その上、正直アレンジや作りこみも相当甘いと思う。前作までや次のアルバムなどと比べると、このアルバムだけ演奏もヒロトのヴォーカルもイマイチ。「闘う男」なんかは正直マーシーの曲としてはあまりいい出来ではないと思うけど、それでもこのアルバムではいいほうだ。ライブでは異常にカッコよかったし。あの時期のブルーハーツは、このアルバムを引っ提げて必死で全国を回った。出来が良くない曲でも一生懸命歌ってたなぁ。

個人的にもこの頃は古い洋楽をたくさん聴いていた時期だったので、ブルーハーツはあまり聴かない時期だった。あんなに好きなブルーハーツを聴かない日々がずっと続いた。そして、もうブルーハーツはこのまま終わってしまうんだろうかと思ったりした。あの頃の気持ちはまだ少し覚えているなぁ。

 

「TOO MUCH PAIN」ですら、初期の演奏が拙いバージョンのほうが好きなんだよな。


ブルーハーツ / TOO MUCH PAIN (1986.11.27)

強い日差し公園で子供たちが舞い上がる

昨日あんだけ暑くて蒸れに蒸れた我が家、今日の土砂降りで一気に冷えちゃいました。いいんだか悪いんだか。体温調節が間に合いません。

 

さて、今日は休みなので朝から早速4枚目を聴くぜ。「BUST WASTE HIP」。これは新譜でしっかり買ったなー。アナログで聴いてびっくり。音がめちゃくちゃソリッドでCDとは全く別物になってるね!イカす!島大二郎さんもきっちり封入されてるぜ!

このアルバムで、だいぶブルーハーツは変わったね。直接的な表現の歌詞は減り、曲調もずいぶんバラエティに富んできた。このアルバムでだいぶファンはふるいにかけられたと思う。このアルバム以降もずっと聴いたファンの人はちょっと信用できる。

当時のインタビューを見ても、とにかく彼らは疲れ切っていた印象。売れるという事は随分消耗することらしいと当時の彼らを見て思ったな。

個人的には「夜の中を」や「夢の駅」、「能天気」、「ナビゲーター」などあまり取り上げられないが質のいい曲が結構入ってるので聴く回数も多いアルバム。なんせこのアルバム発売時、俺17歳。人生で一番多感な頃だよ。そんな頃こんなアルバムが出たなら好きにならずにいられないよね。


the blue hearts 夜の中を

昨日、「TRAIN-TRAIN」までのヒロトの声とこのアルバム以降では声が違うと書いたけど、この4枚目だけ過渡期というか他の時代にはない独特な声をしてるんだよね。これがまたいいんだ。ヒロトの声に限らず、この4枚目はとにかくアルバムのトーンがクール。イカすという意味のクールと一歩引いた感のクールが同居してる。……、まぁ思い入れを持てないタイプの人はここで脱落だわな。しかし、このアルバムは最高にロックだ。ロック好きなら避けて通ってはいかん。

河ちゃんの「真夜中のテレフォン」、大好きだったなー。この後の歴史を思うと悲しい気分になるけれどね。

ブルースが俺の肩に手を回す

暑い!八戸で35℃越えってなんだそりゃ!すかさず氷イチゴバーを決めるぜ。

 

本日はサードアルバム「TRAIN-TRAIN」に針を落とす。このあたりから僕もリアルタイムでブルーハーツを追い始める。斉藤由貴主演の「はいすくーる落書」の主題歌にもなったね。関係ないが、あのドラマは「今を生きる」にそっくりだったな。

このアルバムは茨島さんにカセットをプレゼントしてもらったのだよな。今でも感謝してるよ。あのころはとてもお金がなかったので、欲しいCDを欲しいままに買うとかできなかったものね。もちろん後にちゃんと買ったよ。

このアルバムは音がこもってるんだよね。もちろん狙ってそういう風に作ってるんだろうけど、ファースト、セカンドとバリバリのパンクロックサウンドで決めてきた彼らが初めて見せた別のサウンド。この頃の彼らは一番世間で売れてた頃なのに、このタイミングでこのアルバムを出すかと今は思うね。表題曲の「TRAIN-TRAIN」なんてこの頃はただの宴会盛り上げソングにされちゃってたもんなぁ。ものすごく違和感を感じてたよ、ワタシは。このアルバムはとにかく名曲が多いのだよ。「青空」なんて、ワタシの中で永遠の名曲ですよ。聴くたびに泣いちゃうよ。


THE BLUE HEARTS - 青空 (Aozora)

 

今回のアナログ化で、こもっていた音がだいぶクリアになって音圧も上がってと肌触りが変わったね。やっぱり素晴らしいものは素晴らしい。この後世間的にはだいぶブルーハーツの人気は落ち着いていくんだよ。この歴史を振り返るとブルーハーツは3枚目まで、なんていう人が多いのも仕方ないのかもな。このころまでの彼らは間違いなく社会現象だったと思うのだ。クラッシュだって「LONDON CALLING」で解散してれば、って人たまにいるもんね。

でも、ワタシはこのくらいからもう頭がおかしくなるくらいファンになったよ。ファンクラブにも入ったし。当時16歳くらいかな。多感な時期に彼らを好きになれたのは本当に素晴らしいことだったと今でも思うよ。この後ブルーハーツはまだまだ続く。

 

最後に。次のアルバムからヒロトの声が変わってしまうんだよね。このアルバムまでのヒロトの声はとんでもなく最高だった。曇って掠れる声を精一杯大きく響かせようとするそのスタイルが本当に好きだった。この頃のヒロトは今でも僕のナンバーワンボーカリストなのだ。

夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはゴメンだ

今日も一枚。セカンドアルバム「young and pretty」。これは今まで聴いてたCDとだいぶ音の印象が違うな!聴いてる途中でホロリとしてしまった。

 

二枚目のこのアルバムも、ファーストと同じレンタル店で借りたのが初め。とてもいいアルバムだとは思うんだけど、実はあまり聴き返すことがないアルバムでもあった。理由ははっきりしてて、このアルバムのほんの数曲があまりいい曲に思えないからなのだ。「キスしてほしい」や「ロマンチック」はいまでも涙が出るほど好きなラブソングだし、マーシーボーカルの二曲は実にスリリングで心臓が切り裂かれるような気がするほどなんだけど。

ブルーハーツってのはそれまでのバンドと違って、とにかく幅広い層に支持されたバンドだった。で、いわゆるヤンキー層からの支持が最も高いのがこの2枚目だと思うんだよね。そして、それはワタシが苦手な理由でもある。結局歌の歌詞っていかに自分に投影できるかで好みが分かれると思うんだけど、ワタシはそういうヤンキー的思考というのが当時から苦手だった。学校でガラス割ったりとかバイク盗んだりとかしなかったしさ。誰も本当の自分をわかってくれない的な言葉は自分に対するただの言い訳だと思ってた。そういう思考の子供にはこのアルバムの数曲は違和感が残ってしまったんだな。ヒロトマーシーの本質はそういうものではないと思ってたしね。

とはいえ、非常にいい曲が入ってるのは否定しないよ。もちろんアルバムがかかれば血が燃えるのはどのアルバムも一緒だしね。「ロマンチック」なんて、僕が人前で弾き語った数少ない曲の一つなんだよ。へったくそなのにねぇ。

 

一気に聴いてしまいたい衝動を抑え、一日一枚とする。聴いてる間はもうわけわかんないくらいいろんな気持ちが駆け巡ります。

 

今日は暑かった!ガリガリ君梨味がとてもうまいです。

真面目に考えた 真面目に考えた

ついに、ついに来た!ブルーハーツ全アルバムアナログ再発。大人買いさせられました。

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今日から少しずつ聴いてじっくり味わおうと思う。とりあえず今日はファーストの「THE BLUE HEARTS」から。

思えば城下の伊吉書店の近くにあったレンタルレコード店でCD借りたのが初聴だったな。今ビッグボーイとかカメラのキタムラがあるあたり。最初は収録時間が30分少々で物足りなくて同じような曲ばかり入ってるなぁ……って印象。でも後にライブ行ってガラリと印象変わってね。あーこれはとんでもなくいいアルバムだ!と思っちゃって。どの曲もとんでもなくスゲーじゃん!と。今でも年に数度は爆音で聴くんだけど、やっぱり素晴らしい。今回のアナログ化で聴こえなかった音も聴こえたりしてまた今日も興奮。ワタシという人間の本質はあの頃からずっと変わってないのだなと嬉しくなります。

音楽的には初期のパンク寄りの勢いがよく出てる。音が割れててさ、そしてヒロトのあの声!奇跡のファーストアルバム!このアルバムがなければその後の日本音楽業界はきっと違ったものになったろう。それだけ意義があるアルバムなのは歴史が証明してるよね。

ブルーハーツのことを優しさロックだとか青春パンクなどといって馬鹿にしてる人がたまにいるけど、まったく的外れで嫌になる。その後に出てきた粗悪コピーのバンドたちがそうなだけで、彼らは全く違う。言われるたびにイラつく。そんな陳腐な言葉で言い表せるバンドではないのだ。本質が全く違う。誰かが言ってるのを見たことがあるけど、「ブルーハーツ」ってのはとんでもない発明品なのだ。彼ら以前にあんなバンドはなかった。

 

まぁアナログ化万歳!しばらく幸せな気分になれるかな。