コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

魔法の一夜

コレクターズの青森クオーター、行って来たよ。そんで今帰ってきたんだけど、実は金曜からなんか風邪が酷くて今日はどうなることかと思ってさ。ライブ中は汗ダクダクにかいてそのまま暖気しまくりのクルマに乗って急いで帰ってきたけど、やっぱり悪化した。しゃーない。再来週のクロマニヨンズまでに治してまた青森だ。

ライブは最高だったな。何でこのバンドがブレイクしないのかさっぱり分からない。それぐらいライブはよかった。もうすぐ30周年、加藤君もコータロー君も50歳を越えてるのにあのパフォーマンスは素晴らしいの一言。コータロー君のギターは一度生で体験してみたかったんだけどやっぱりイメージしてた通りのかっこよさだった。加藤君は長年イメージしていたよりもかなりの熱唱型だった。これはいい意味でイメージと違った。いつまでもあの声が保たれればホント嬉しい。
新譜の曲もライブで聴くとだいぶ楽しかったけど、やっぱり「TOO MUCH ROMANTIC」や「僕はコレクター」、「NICK!NICK!NICK!」を初めて生で聴けたのには正気でいられなかったよ。よくぞこの曲たちを30年も歌い続けてきてくれた。感謝せずにはいられない。大げさだとは思うが、ワタシの中ではサティスファクションやジャンピンジャックフラッシュを初めて生で聴いた時と全く同じ気持ちだよ。大好きな曲を何十年も彼らが歌い続けて来てくれたおかげで、こんな東北の北の端にいる人間にやっと届いたんだ。これが泣けずにいれようか。

今日はたまたまハロウィンということで、コレクターズもハロウィンスペシャルバージョン。こんな片田舎でこんな素晴らしいものを見てしまって、他の地域の人になんか申し訳ないような気さえした。まさに加藤君が言うように夢の一夜だったということだ。

魔法の一夜の証明は、ワタシの手の中にしっかりと残った。いつもはガムを投げられる側の加藤君が客席に投げたリグレイチューインガムとキャンディ。なんてシャレ者なんだろうね、彼らは。また青森に来てくれよ!